2012年8月28日火曜日

バカラのクップでフルーツを食す

もう夏が終わってしまったかのような、涼しいというより朝夕は寒いぐらいの曇天が数日続きましたが、
今日は気持ちの良い晴天で、久しぶりに日除けを下ろしてバルコニーで昼食をとりました。

飲物は例によってロゼワイン、カマルグ(南仏アルル辺りの下の海辺地方)のbioでしたが、どうもピンと来ませんでした。
メニューはホロホロ鳥とオニオンの炒め物、ウチの茗荷(初物)と胡瓜の塩もみに本枯れ削り節添え、ウチの南瓜の味噌仕立てポタージュ、小鰯の南蛮漬けに大根の甘酢漬け添え、納豆とご飯という和洋折衷のシェフ(夫)のオリジナルおまかせ料理。
デザートは二人の合作フルーツサラダで、メロン、ウチの梨、ご近所のプラム、ペチャンコ桃(日本にもありますか?上下につぶしたような平たい桃でとても美味しい)に砂糖キビのシロップ、ロレーヌのミラベル酒(16年物48°)、ラム酒を加えて冷やしたパンチ風。器はオールドバカラArgentinaのシャンパンクップにしてみました。アールデコ風にデザインされた花や星のエッチングがあまり目立たなくて、ちょっとガッカリ。シャーベットやゼリーの方が似合いそうです。
スプーンはヴェルメイユ(銀に金メッキをほどこしたもの)のロシア風(19世紀後半フランスの流行)ティースプーンを添えました。銀だと果物の酸で黒くなったりしますが、ヴェルメイユはその点良いですね。卵やキャヴィアに良いのは知っていたけれど、目からウロコでした。

この夏のバルコニーの花はピンク一色のペラルゴニウムに真っ青なロベリアを少し混ぜたのですが、ペラルゴニウムの勢いが凄くて、ロベリアは負けてしまいました。フランスでは秋から春はパンジー系、初夏から秋まではジェラニウム系、というのがバルコニーや窓辺の花の定番です。今年は我家の花も当たりだったようで、綺麗に次々と咲いてくれています。



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