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2013年2月14日木曜日

Saint-Valentin の日

フランスの暦にはノエルや復活祭などのキリスト教会暦の祭日や国の記念日を除いて、毎日それぞれ聖人の名前があります。
2月14日は聖ヴァランタンの日。いまや世界中の人が知っているヴァレンタインデーですね。色々な守護聖人がいるけれど、聖ヴァランタンは恋人達、または(男女の)愛の守護聖人として宗教を超越してポピュラーです。
女性から男性へチョコレートに託して愛の告白をする日という事になっているのは、どうやら日本だけの現象のようです。
国によって色々あるみたいですが、フランスでは特に何を贈るというスタンダードは無く、強いて言えば洒落たレストランでロマンティック・ディナーというのが定番のようです。
近くなると、レストランやミシュランのサイトからしきりとご案内メールが届きます。
シンボルはハートとキューピッド。これは万国共通ですね。
我家にはハート型の物はいくら見回しても無いのですが、アンティックのキューピッドやエンゼルの類は好きなのでたくさんあります。(リンクの付いたものは姉妹社ショップで販売中ですのでクリックしてご覧下さい。)

バルビエはキューピッドがお好き。『危険な関係』の扉絵。

家の中のドアに張り付いているエンゼル達

壁や天井にもエンゼルがいっぱい飛んでいる。

一番立派なブロンズのエンゼル

机の上や飾り棚にいる小さなエンゼル達

放った矢を探しているキューピッドのべべ達

2013年2月11日月曜日

吹雪のち霙

寒いです! 昨日の朝も少し降ったけれど、きょうもお昼頃から雪になりました。
台所の窓から降る雪を見ていたら、馬小屋(と私達が呼んでいる近所の家。元はお城の厩舎だか羊小屋だったらしい可愛い家。)の男の子が家から飛び出してきて、庭で独りでボールを蹴って駆け回っていました。やっぱり雪が嬉しくて家の中にじっとしていられないのでしょう。『気持ち良く分かるよ、坊や』と心の中で声をかけながら微笑ましく眺めました。


Jules GIRARDET (1856-1946)のグアッシュ画。19世紀末頃の扇子の為の下絵だとか。買おうかどうかずっと迷っている 絵です。



Georges BARBIER (1882-1932)の版画。ヴェルレーヌの詩集『艶なる宴』にバルビエが絵を付けた豪華本(1928年出版)から『橇すべり』。私のバルビエ・コレクションより。



全然知らない作家の版画。1930~40年代のファッション画。私のコレクションより。大したものではないけれど『雪』つながりで。

2012年10月10日水曜日

ジョルジュ・バルビエの秋

秋は好きです。色彩的にも味覚的にも嗅覚的にも、一番好きな季節です。
きょうは私のバルビエ・コレクションの中から秋色をした作品を2点ご紹介します。ジョルジュ・バルビエは私がパリに来たばかりの頃、初めて作品に出会い、一目惚れしてしまったイラストレーターです。美しくて妖しくてロマネスクで、しかも洗練されていて… 彼の作品以上に魅力のあるイラスレーションを私は知りません。
この作家についての詳しい情報はインターネット上で調べられますので、ここでは解説いたしませんが、私が共感が持てた興味深い日本語のブログを発見いたしましたので、お好きな方はこちらからご覧ください。

 
VICHYⅡ 1915年のガゼット・デュ・ボン・トンに掲載されたモード画。夏色ヴァージョンのVICHY Iもある。

ヴェルレーヌの詩集『艶なる宴』の挿画