2015年1月22日木曜日

テーブルを飾るアンティックな花々

今年の目標の一つとして年明けに公言した『少なくとも週に一度はブログを更新する』を早速破っております。駄目な私です。
先週は恒例のルアンの骨董市に行って参りました。出展者は益々少なくなっていて元気の無い市でしたが、収穫は思いの外あり、買付け客も少なかったおかげで皆けっこう負けてくれました。

昨日から初荷をご披露するための準備を始めましたが、作業に集中し始めるとまたぞろブログが更新できなくなるので、お花のテーマに絞り込んでチラ見せしちゃいます。

蘭の花がエッチングとエナメル彩で描かれたバカラの大きな花瓶

ケシ、アヤメ、チューリップなどの装飾がほどこされたアールヌーヴォーな銀器類

タンポポが描かれたバカラのジャポニズムな花瓶

マルセル・グピー、ルネ・ラリック、バカラのガラス器

2015年1月8日木曜日

HOKUSAI展と夜のシャンゼリゼ

昨夜、私達のお正月の締めのイヴェントとして、グラン・パレで開かれている『HOKUSAI』展に行ってきました。
18時の予約だったけれど、けっこう待たされて18時40分ぐらいにやっと入館できました。幸い寒くはなかったので、夫を列に並ばせておいて、私はシャンゼリゼのイルミネーションなどを撮影して遊びながら待ちました。

フランス人は19世紀半ばから北斎を知り、当時の色々なジャンルの芸術家が彼の版画に魅了され、刺激され、影響を受け、モティーフとして取り入れたりしました。
エミール・ガレ然り、ブラックモン然り、ドビュッシーもまた然りです。
特に目を惹く大作がある訳でもないのに、彼の天才に目を付けたフランス人って凄いと思います。そして今も、北斎を見ようと寒空の下に列を成すフランス人の何と多いことか!

展覧会は500点にも及ぶ掛け軸、浮世絵、漫画などの作品が制作年代や種類別に所狭しと展示され、作品保護のための薄暗い照明とガラス越しで見辛い上に人が多く、存分には鑑賞できなかったとはいえ、やはり来て良かったと思える見応えの有る内容でした。

他の時間帯の予約が取れず止むを得ず夜行ったのだけれど、夜で正解でした。駐車は楽だし、子供はいないし、おまけにこの冬全然見ていなかったシャンゼリゼのイリュミネーションも見られたし。
お後もよろしく、お気に入りのJUANに寄って美味しいお酒とお食事をいただいて帰りました。
お留守番の子供達は可哀想だったけれど、とても充実したお正月の夜のお出かけでした。

 グラン・パレのクレマンソー入口。HOKUSAI展の垂れ幕がカッコ良い。

 会場内は撮影禁止だったけれど、階段の踊り場と天井はノーチェックだった。

 入館までの待ち時間にお向かいの美しいプチ・パレをパチリ。

いつもと同じかと思って見に来ていなかったけど、今年はイリュミネーションが変わっていたシャンゼリゼ。
去年までのよりジミだけれどこっちの方が好き。

下手ですがイリュミネーションの動画も撮ってみました。

とっても素敵なHOKUSAI展のプロモ・ヴィデオもご覧ください。
もっと長い内容を要約したヴァージョンもあるので、YouTubeでHOKUSAIと検索してみてください。


2015年1月7日水曜日

あけまして、おめでとうございます。

遅れ馳せながら、あけましておめでとうございます!(まだ松の内ですよね?)
今年もAntique Café 姉妹社をよろしくお願いいたします。

大晦日の夕方から突然体調を崩し、情けないことに元日は寝ておりました。
こんな年越し年明けは初めてです。でも幸いなことに早くも翌日から元気を取り戻し始め、お酒もご馳走も少しずついただき、昨日あたりからはしっかり挽回しております。
回復が早かったのは、お正月のために暮れに仕入れたアレやコレや(活きアワビ、カラスミ、キャヴィア等々)を賞味しなくてはという焦りがあったからだと思われます。
恐るべし、私の食い意地!むしろ、もう少しの間へたっていた方が健康に良かったかも知れませんね、私の場合。

今年の抱負、個人的にはダイエット(目標-5kg)、ピアノを毎日弾くこと、ブログを少なくとも週1回は更新すること。
姉妹社的には、もっと積極的に宝探しに励むこと、視野を拡げると共に知識を深めるよう努力すること。(なんだか優等生みたい…)

 ルネ・ラリックのカー・マスコット Tête de bélier 牡羊の頭 1928年

 何処かの教会のステンドグラス。Agnus Dei アニュス・デイ 神の子羊。

 同じくAgnus Dei。夏に再訪したBitcheの教会の扉の上にいた羊さん。

やはり何処かの教会のステンドグラス。このように右脚で旗を抱えているのが普通らしい。