2013年11月22日金曜日

Le Beaujolais Nouveau est arrivé! ボージョレー・ヌーヴォー解禁!

日本はパリより8時間も早いですから『何を今更...』と言われるかも知れませんが、きょうはボージョレー・ヌーヴォーの解禁日で、普通のフランス人は今頃(夜8時前です)あちらこちらで乾杯しているはずです。
私達夫婦は、3年ほど前から基本的に昼食をメインにしているので、きょうのお昼にもうやっちゃいました。
ウチの近所には酒屋など無く、もっぱらスーパーマーケットが我家の御用達なのですが、地域柄かあまり種類も豊富ではないし、ましてGEORGES DUBOEUFなんて置いてません。
遠くまで買いに行っている時間が無かったので、有り合わせを取り合えず何本か買ってまいりました。
だいたい、ボージョレー・ヌーヴォーのラベルは極シンプルか派手かのどちらかですが、きょう開けたのはLe Chat Rouge(赤猫)印の可愛いラベルのVILLAGEでした。
色は濃いスミレ色(時にガーネット色)で、トロリとして喉越しが良く、甘口。『ま、こんなもんでしょボージョレー・ヌーヴォーは』って感じ。
年中行事のひとつというか、慣習というか、季節の節目みたいなものですね。

グラスはラリックの"フォンテーヌブロー”を試してみましたが、これは、なかなかよろしいです。
口当たりがとても良いのです。チューリップ型に開いた曲線が唇に心地よくフィットして、ワインが滑らかに、しとやかに、程好い加減で口中に流れ込む感じです。
唇の形にもよるのでしょうが、私は不作法にも口とグラスの隙間から液体をこぼす事が時々あるのですが、このグラスならその心配もありません。
ラリックはデザイン重視であまり実用的ではないような気がしていたけれど偏見だったかも、と思ったのでした。

赤猫印のボージョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー。可愛い過ぎ!

相変わらず賑やかなウチの食卓。ラリックのグラスが美しい…