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2021年1月2日土曜日

2021年、明けました。

苦難の年2020年が終わり、希望の年2021年が明けました。

去年はコロナ禍に加えて、私達は最愛の息子Bokuを失いました。
辛過ぎてブログにも書けませんでしたが、去年6月25日にBokuちゃんは虹の橋を渡りました。
14歳と約4カ月、幸せな犬生だったよね、と思い込まなくてはやり切れません。
そんな事もあり、今年はどなたにも年賀状をお出ししません。

ともあれ、お正月は希望を込めてお祝いしなくては!と恒例の元旦の食卓風景をupします。

元日の朝9時ごろ。-2℃、鎧戸を上げたら雪が少し積もっていた!

10時半ごろ、ようやく元旦ブランチが準備完了。
大晦日にお蕎麦屋さんで頂いたお酒『玉乃光』をラリックのグラスでいただく。

今年は十時やさんお節やらないので、自家製+日本からの取り寄せ食材によるナンチャッテお節です。



2019年2月1日金曜日

Domaine-de-la-Cornicheで昼食を

昨日、朝起きたら庭も道も雪に覆われて真っ白でした。
予報より一日以上早かったし、積もるとは思ってもいなかった雪は嬉しいサプライズでした。
先ほど(1月31日)も少しの間だったけれど雪がちらつきました。

またまた古い話ですが、2018年10月の或る晴れた日、Rouenの手前Louviersという町のオークションハウスに落札品を引き取りに行った帰りに、前から気になっていたRolleboise(ジヴェルニーにも近い町)のドメーヌ・ド・ラ・コルニッシュに寄って昼食をしました。
セーヌ河を見晴らす高台に建つ様式不明の館は、ベルギーの王様レオポルド二世が1908年に愛妾との密会の為に建てさせたのだとか…?
他の説もあり、本当のところは定かではないようですが、それは私達にはどうでも良く、とにかくセーヌ・ヴューの最高のロケーションで、パリからも遠くなく、ミシュランの1★を獲ったレストランのあるホテルということで惹かれていたのです。
でもわざわざ行くには少し遠いし、何かのついでにと思っていたら、ちょうど良く車で30分圏内の町のオークションで欲しい物がかかったのでliveで落札出来たら取りに行きがてらあそこでご飯食べよう、という目論見が叶ったという訳でした。

まずはバルコニーからセーヌを眺める。(下流方向)
天気が良かったけれど朝靄が残っていた。

同じく上流方向。期待以上の眺望に大満足。

セーヌを眺めながらバルコニーでアペリティフ。
おつまみの演出が楽しいし、ワインは良いし、眺めが素晴らしいし、最高!

バルコニーからレストランの中に入る。広くて明るく、モダン。

このホテルにはレストランが2軒あり、こちらがメインの Le Panoramique 。まさしくパノラミック!

凝ったプレゼンテーションのアミューズ・ブッシュ。キャヴィアの缶を器にして。

蟹(だったような?記憶が曖昧)と野菜の前菜。

メインは帆立のポワレ。

デザートはちょっと変わったクレーム・キャラメル。
この後またバルコニーに出てコーヒーをいただく。

お店のHPから拝借した画像。

Googleから拝借した画像。セーヌの位置から見上げるとこんな感じか…。

とても気分の良い昼食でした。茶目っ気のある演出が楽しく、しかも良く出来た美味しいお料理。ワインのセレクションもバッチリ。感じの良いサーヴィス。そして何よりものご馳走は素晴らしい眺め!
バルコニーで食事ができる季節にまた行きたいレストランが一つ増えました。

PS: お値段も安い、というのを忘れていました。色々楽しめたお昼のメニューは36ユーロでした。今年は少し値上がりしたようですが。


2018年3月12日月曜日

食卓に花を咲かせましょう

もう三月も三分の一が過ぎました。時の経つのはなんと速いのでしょう!
きょうはいかにも春という暖かさ(今夕方4時半過ぎで17℃もある)で、朝BOKUを連れて『楽しい公園』に散歩に行ったら帰り道ダウンを着てるのがバカみたいに暑かったです。

2月はついにブログ1本のみ…。特に忙しくもなかったはずなのに。
今年はまめにブログを更新すると宣言したのに、有言不実行、やるやる詐欺みたいな私です。
きょうから姉妹社ショップの新着品UPの為の準備作業開始なので、またしばらくブログをサボることになります。
そこで取りあえず、春らしくお花をテーマにした新着のテーブル用品をチラ見せしちゃいます。

公園で失敬してきた早咲きの桜の小枝とウチの庭の沈丁花を食卓用ピックフラーに挿してみました。

1900年頃のエナメル彩の小さなフルーツクップ

Théodore Havilandのコンポート

Baccaratのヴェールドー・セット(水差しセット又はおやすみセット)

クリシーのクリスタルのカップ&ソーサー

ナポレオン三世時代のエナメル彩浅鉢

こんな感じで、三月の新着品は華やかなものが集まりました。乞うご期待!です。


2017年12月16日土曜日

プチヴァカンス@ブルゴーニュ Sainte-Sabine サント・サビー ヌ & Arnay-le-Duc

わぁ、もう12月か!って既に半ばに来ているではありませんか。
先日ちょっとだけ雪が降ったのですが、確か12月1日だったと思います。
寒くて、ウチでは代わる代わる風邪を引きかけては葛根湯のお世話になって、何とか踏みとどまっております。
またまたブログの更新が滞ってしまいました。
もうネタがどんどん古くなって記憶も曖昧になってまいりましたが、撮った写真を頼りに思い起こしながらリポートします。

ブルゴーニュ2日目の昼頃、Arnay-le-Duc(アルネー・ル・デュック)という町にテーブルアートのミュゼ(らしい)を探しに行きました。
探し当てたら昼休みで閉まっていたので、近くのレストランで昼食を取ったのですが、これがまた町に一軒だけって感じの古い大きなオーベルジュで、折しも地元の名士らしいお爺さんのお誕生日パーティーでほぼ貸し切り状態。
それでもなんとか隅っこのテーブルに案内され、手酌で(皆忙しいから)ワインを飲みながら遠慮がちに食事をして時間をつぶしました。

ミュゼは17世紀の施療院だったという古い建物で、ここでも文化遺産の日の恩恵にあずかり、割引料金で見学させてもらいました。
館内はミュゼというより食器専門の巨大なアンティークショップのようです。


19世紀後半の中流家庭のテーブルといったセッティングかな?
ポッテリしたファイアンスの食器、昔は食事にスープは欠かせなかったようでスピエールが必ずセットされている。バカラのColbertのグラスやナイフレストも使われてる。

1866年にウジェーヌ・ルソーがブラックモンにデザインを依頼し、クレイユ・モントゥローの製陶所で作られた有名な『セルヴィス・ルソー』。北斎漫画を模倣したジャポニズム作品のパイオニア的なこのシリーズは大変な人気を博し、第二次世界大戦前夜まで売れ続けた大ヒット商品だったらしい。因みにブルーで縁取りされたヴァージョンもある。

左は型ガラスの器を集めたケース。主に普及版オパリーヌガラスのテリーヌ容器など。
右は豚さんシリーズ、もっと在ったけれど可愛いのをピックアップ。

おままごと(人形用)食器のケース。
玩具とは思えないほど良く出来ている。ピクニック用バスケット可愛い!

Longchamps(ロンシャン陶器)のアスパラガス用食器。

Longwy(ロンウィー陶器)の『狩り』のシリーズの一部。
こんな可愛い動物や鳥を狩りしてジビエとして食す為?しかもこんな可愛いお皿で?

何故か突然、場違い感いっぱいのSèvres(セーヴル磁器)。
ヴェルメイユ(銀に金鍍金)で縁取られた貴族御用達的なお皿。豪華!

Saint-Amand(サンタモン陶器)のバルボティーヌのお皿。


コクティエ(半熟卵用の器)のコレクション


イタリア、ウルビーノ産の16世紀のマジョリカ焼き(上)、
16世紀のフランス・ルネッサンスの陶芸家ベルナール・パリッシーの作品(中)、
18世紀のグラス・クーラーとか、古い陶器も少しだけあった


突然スキンヘッドのシェフ‼ マネキンでした。
昔の厨房機器はカッコいいです。


Saint-Clément(サン・クレマン陶器)のコレクション。Galléのライオンの燭台も見えます。
因みにGalléの初期の陶器はサン・クレマン製。軟質だからカケやすいのですよね。


酢・油入れのコレクション。これもSaint-Clémentのようです。


Sarreguemines(サルグミーヌ陶器)のティーセット。
とてもシックで焼きが硬そう。硬質陶器ではやはりサルグミーヌが一番かな。これ、欲しい!


19世紀末のGien(ジアン陶器)。ジアンは絵柄のデザインが抜群ですね。
しかも丈夫だし、安いし、普段使いの食器としては最高かも。

まだまだ沢山あったのですが、キリが無いのでこの辺にしておきましょう。
このシーズンの展示のコンセプトだったのかも知れませんが、ファイアンス(磁器ではなく陶器)が殆どで、高級な磁器類、ガラス類、銀器類が無かったのがちょっと残念でした。
でも結構見応えがあったし、貸し切り状態で自由にゆっくり見たり写真を撮ったりできてなかなか良かったです。
売っていたら私にも買えそうな身近な物が殆どで、アットホームなミュゼでした。

古城を見たり、美しい村を散策したり、田舎の町一番のレストランで食事したり、ミュゼを見たり、盛沢山なプログラムを余裕でこなし、さて我らが城へ帰館と相成ったのですが、城の前に着いても未だ日が高いので、せっかくブルゴーニュのPouillyの辺りに来たのだからブルゴーニュワインを買いに行こうと、車をそのまま走らせてプイイーの町まで行きました。
Cave(酒蔵)だらけかと思いきや日曜日のせいか死んだような街で、開いていたのはただ一軒、その小さな店で好きなRully 1erCruの白を1カートンと珍しいMeursaultの赤を3本だけ買って、既にサヴォワのワイン満載の車のトランクに無理やり押し込み、城にUターンしたのでした。

プチヴァカンス最後の夜、ゆっくりお風呂を使い、城内の遊戯室などを覘いた後、
サロンでアペリティーフ。

ディナーの前菜には初体験の大ナマズ、メインは鳩。

デザートはスフレ(私)、ショコラのマルキーズだったか?(O)

この頃いつも飲んだワインを記録するのを忘れてしまいます。今度からはしっかりラベルの写真を撮っておこうっと。
お食事はまあまあでしたけれど、大勢の鹿に逢えたし、お部屋も良かったし…(あっ、そうそう最後の晩夕食の前、Oがカーテンを引こうとしたら3m以上ありそうな大きな重いカーテンがロッドごとバサーっと落ちてきてビックリしたけど)、まずまずのシャトー滞在でした。
シャトーのHP内の動画をご覧ください。

ウッフ、漸くプチヴァカンスのリポートが完了しました!
なんとかノエル前に終えることができてホッとしました。ノエル前に載せたいずっと以前から温めてきた記事もあるのですが、実行可能かどうか?
ほんと、やること遅くて、気力も能力も衰えてくる一方の情けないこの頃です。
来年こそはもっと気合いを入れて頑張らなくては!

2015年3月31日火曜日

【K】誕生日のディナー・ランチ@ジャン・フランソワ・ピエージュ

昨日は私の誕生日でした。今年も、祝宴はパリでランチ・ディナーということにし、1ヶ月も前からレストラン選びを始め、2週間前には店を決めて予約をしていたのです。
Jean‐François Piègeはミシュラン二つ星、ピュドロフスキーのガイドでは三つ皿のレストランで、今回初めて行きました。
一言で要約すれば『遊びの多い料理店』といったところでしょうか。
店内のインテリア、サーヴィス、テーブルアート、お料理、全てに遊び心がタップリ入っています。
ワクワクしながら、楽しく、美味しく、軽やかに食事をしました。
全然胃にもたれることもなく、今朝などここ何ヶ月かの最低体重を記録したのには驚きました。

食べた話が続いて恐縮ですが、誕生日に免じてお赦しください。
今、Shimaisha新着品公開の準備真っ最中なので、事細かにリポートする暇がありません。画像をお楽しみ下さいませ。

 エッフェル塔を望むサン・ドミニック通りは7区としては気さくで庶民的な商店街だ。
立派なファサードはJFPのカジュアル版ブラッスリー。レストランは横の狭い入口から二階に上がる。

 ラウンジのようなダイニングルーム。明るい席をリクエストしておいたら、ガラス張りの天窓の下のテーブルが用意されていた。着席後にテーブルセッティングするのがここの流儀とか。

 食前酒にすすめられたシャンパンはオレンジ色がかっていて綺麗。ブリュットでいてフルーティ。
最初のオードブルは、帆立のチップスにゴマとサテ味のディップ。台は食べられません。

 2番目のオードブルは、スフレしたポテトにキャヴィアがタップリ。中にはクリュスタセを煮詰めたクリームが忍ばせてある。
3番目はキクイモとトリュフのトゥルト。

 4番目のオードブルは驚きの一品。お煎餅状にした生のフォアグラの上から熱々のポトフのブイヨンを注ぐ美味しいスープ。中には賽の目切りのトリュフやシャンピニオンやフォアグラなどが入っていた。5番目は鳥の肝とエクルヴィスのガトー。

 5品のオードブルが終っていよいよメイン。初めてパンが出る。焼きたての美味しいフィセルとディップ。これだけでもワインが進みそう。私のチョイスはオマール・ブルー。絶品!ココナッツ苦手なのにココナツ果汁入りトムヤムクン風のソースが意外に心地よい。

【O】の御任せメインは貝のような鱈だった。パレットのようなお皿の片隅に美しく盛り付けられて。
出て来るまで秘密だから言わないけれど二人のメインにピッタリのワイン、と美人のソムリエールが見立てた2003年のシャブリがまた素晴らしかった。右は最初のデザート、ショコラのカリカリにシャルトルーズのグラニテ。

続いてデザート2品。 JFP最近の会心作らしいブランマンジェ(左)とクレマンティナ・カクテル風ババ、ハラペーニョのジヴレ。
二つともデリケートな食感と不思議な味。

最後のお楽しみサプライズ2題。鶏の足を模ったコクティエに卵型のショコラを載せてテーブルに置いたとたん、メートルドテルが黒い手袋をした握り拳で卵を叩き割ると、ショコラのカケラや中に隠してあったボンボンショコラが飛び散るという仕掛け。
もう1題は、クローバー(お店のマーク)型の大きな木の箱がドンとテーブルに置かれ、蓋を開けると卵のクレーム(固くて甘い茶碗蒸し状)と陶器のスプーンが出てきた。
因みにこの箱は最初からあちらこちらのテーブルの上に置いてあり、何でしょう?と無言の謎がけを演出していた。

JFPって、なんて悪戯好きでお茶目なシェフなのでしょう!
メートルドテルが食事の最初に『Bonne Appétit et Bon voyage!』と言ってウィンクしていたけれど、なるほど楽しい美食の旅でした。

2015年1月22日木曜日

テーブルを飾るアンティックな花々

今年の目標の一つとして年明けに公言した『少なくとも週に一度はブログを更新する』を早速破っております。駄目な私です。
先週は恒例のルアンの骨董市に行って参りました。出展者は益々少なくなっていて元気の無い市でしたが、収穫は思いの外あり、買付け客も少なかったおかげで皆けっこう負けてくれました。

昨日から初荷をご披露するための準備を始めましたが、作業に集中し始めるとまたぞろブログが更新できなくなるので、お花のテーマに絞り込んでチラ見せしちゃいます。

蘭の花がエッチングとエナメル彩で描かれたバカラの大きな花瓶

ケシ、アヤメ、チューリップなどの装飾がほどこされたアールヌーヴォーな銀器類

タンポポが描かれたバカラのジャポニズムな花瓶

マルセル・グピー、ルネ・ラリック、バカラのガラス器