2018年5月1日火曜日

Oの誕生日@ピカルディ―

本当は今のんびりブログを綴っている場合ではないのですが、ギリギリまだ賞味期限が切れないうちに、取り急ぎOの誕生日お泊りディナー行をリポートします。
今回はちょうど春のヴァカンス時期とダブったせいか、約1カ月前で既にここぞと思うホテル・レストランは悉く満室、満席で選択肢が限られました。
大雑把に言うとシャンパーニュの北、ノルマンディーの東にあたるピカルディ―は滅多に行かない所(私達は)ですが、Laonという町に程近い大いなる田舎(何も無い)のホテル・レストランDomaine de BariveでOの誕生日を祝うことになりました。
素晴らしいお天気に恵まれ(Oの誕生日はいつも晴れ)、寄り道場所として初めて訪問したLaonの街も予想以上に良かったし、ホテルも悪くなかったし(お料理はちょっと…)、総合満足度80%というところでしょうか。

小高い丘の上にあるLaonの旧市街

12~13世紀のカテドラル

カテドラルのディテール

楽しい看板をたくさん見かけた

街を一回り散策した後、カテドラルの前にある大きなビストロのテラスで昼食をしました。
場所柄かビストロとは思えないシャンパンの品揃えが意外でした。誕生日なので、アペリティーフにシャンパンを注文したら、冷やしたフリュートグラスになみなみと注いでくれたし、料理もカジュアルな店らしからぬオツな物が出てきたし、頼まないうちにBokuにお水を持ってきてくれたし、大きなパラソルの下で気持ちの良いそよ風を感じながら機嫌よく食事しました。

Laonから30分ぐらい車を走らせ、ホテルに到着。

上の写真の母屋の2階、左の3つの窓が私達の部屋。窓からの眺め。

グレーに赤のアクセントで統一された部屋のインテリア

犬連れと予告していなかったのにBoku用のタピと水と食器が用意されていた。
レセプションでウェルカムドリンクを出され、待たされた間に準備したようだ。嬉しい心遣い!
バスルームもグレーと赤。バスタブがバルネオ(ジャクジというのかな?日本では)。

一休みしてお風呂を使い、いよいよディナーへ。
最初案内された席が気に入らなかったので代えるように頼み、その間お庭でアペリティフをする。

アミューズはマリネしたメーグル(魚)と柑橘類や野菜の冷製スープ
右はOの前菜、エスカルゴのポワレ、卵のポシェ添え。

左は私の前菜、グリーンアスパラとベーコンのパン包み焼き
右は私のメイン、平目のカリカリ(春巻き状)茸添え

左はOのメイン、オマールのラヴィオリ(皮はスパゲッティ)
右はそれぞれのデザート

今回はメニューにしないでア・ラ・カルトにしました。飲物はMeursault2015。
料理は手をかけたものではあるけれど、凝ったわりには結果が今一。

朝食もディナーと同じ食堂で、ビュッフェ形式。庭の景色が気持ち良い。

シャマロー(マシュマロ)という名前の大きな赤トラ猫。
人懐っこく、呼ぶと返事をしながら傍にやって来る可愛いニャンちゃん。

さようなら、ドメーヌ・ド・バリーヴ。

帰途の車中から。春霞の田園風景と、どこまでも続く飽くまでも黄色い菜の花畑。

Domaine de BariveのHPはこちらからご覧になれます。