2012年8月13日月曜日

Bitcheの安くて美味しい料理旅館

ブログを毎日更新しよう、という私の大いなる初心を早くも挫けさせるトラブルが発生し、2日間も休んでしまいました。
デザインの美しさに惑わされて4年前に購入したVAIOのオールインワン型PCが調子悪く、春にも壊れてメーカーが無償で
マザーボードを換えて分解掃除もしてくれたのに、今度はどうやらハードディスクが壊れたようで、リカヴァリも出来なくなって
しまい、途方にくれております。何とかならないものかと素人が悪あがきを2日間も続けたせいで、レスキュー用のノートPC
(今もそれを使用)があってもブログを書く気持ちの余裕が無かったのでした。
ほぼ諦めもついたので、気を取り直してきょうからまた続けます。

前回、サン・ルイのクリスタルミュージアムの話が脱線しそうになった料理旅館(私より二分の一世代ほど古い夫の言葉)
について、きょうは書いておきたいと思います。
Bitcheという町はあの界隈では大きな町に入りますが、実に何にも無いところで、何故そんな所にわざわざパリから438kmも
車を走らせて出かけて行ったかというと、このLe Strasbourgというホテル・レストランが目的だったのです。
着いてみたら外観は古びていて全然ステキでもなんでもなく、エェー?ここかい!安いから仕方ないか…と暗くなったのですが、部屋に案内されてパッと顔に電気が点いたように明るくなりました。
1泊100ユーロ(二人と二匹)の部屋とは思えない立派なスイートで、窓からは裏の公園の緑が見えてなかなか素敵です。
レストランも外観とは裏腹にシンプルながらモダンな内装で悪くなく、お料理はといえばホントにこのお値段?と信じられないような丁寧で綺麗で美味しいミシュラン一つ星に恥じないご馳走が、夜のメニューで35ユーロと55ユーロという安さなのです。
(今も値段は変わらないようです。)若いシェフを始めスタッフも感じが良く、私達のまた行きたいお店が増えたのでした。
日本からわざわざ旅の目的として行く所ではないにしても、もしサン・ルイやバカラを訪ねたい方がいらしたらおススメですよ。http://www.le-strasbourg.fr/

近くの池。歩いて楽に一周できる静かな散歩コース。この地方は森また森の風光明媚な所。
Bitcheの町。ホテルの真ん前の教会。ホテルの裏の公園から撮影。
「旅行は楽しいねぇ!」ホテルのベッドでゴロンゴロンしてはしゃぐベティ。ホテルの猫。裏の公園でお散歩。
食べるのに夢中でつい撮り損ねる料理の写真。しかもなかなか綺麗に撮れない。

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