2012年10月5日金曜日

サン・ジャック、サンス、そしてラリック

昨日は初物のコキーユ・サンジャックを食し、陶然としたまま取り留めの無いブログを書いてしまいましたが、夫より肝心な事が抜けているとの指摘がありました。なぜ今帆立が初物なのかという点に触れてないというのです。
フランスでは10月1日から5月15日までの期間のみ帆立貝を採って良いという厳格なルールがあるのだそうです。私は食べる人で、夫が買う人、料理する人なものですから、その辺の事情には疎く、ただ単に「ワーイ、コキーユ・サンジャックだ!そういえばこのシーズン初めてじゃない?」と貪ったのですが、そっか、解禁になったばかりだったんだ、フムフム。

帆立貝つながりで恐縮ですが、プティヴァカンスの最終日に立ち寄ったSENSサンスの街で、美しい帆立貝のレリーフを建物の壁に見つけて写真を撮ったことを思い出しました。狭い路地で壁にカメラを向ける私に通りがかりのお爺さんが、ニコニコして「コキーユ・サンジャックだよ。」と得意気に教えてくれました。
(大きい画像を載せると表示が重いようなので、もっと大きく見たい方は画像をクリックして下さいね。)

カテドラルの横(おそらく一部)城壁のような建物の壁。

上の壁の続きにある門『モーゼの通路』

カテドラルの正面

カテドラルの鐘楼

SENSはとても古い街で、ローマ時代から続く由緒ある地だそうです。カテドラル(サンテティエンヌ大聖堂)は、フランスで最も古いゴティック建築だとか。他の写真はまた今度お目にかけます。

SENSとは無関係のルネ・ラリックのコキーユ(吊りランプ)

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