きょうは日曜日なので、朝の散歩は例によってマルシェ方面に行きました。
市役所脇の公園も秋色が濃くなっているかも知れないと思ってカメラを持参し、夫がマルシェで買物している間、
二頭立ての子供達を片手で捌きながら、片手で撮影をしてきました。まあ、片手の割には撮れてますね。
でも、意外に秋色が進んでなくてちょっと期待はずれです。
市役所(というより町役場)の建物は小さなシャトーのような瀟洒な館で、もとは1880年頃に建てられた個人のお屋敷だったとのことです。この町はなだらかな高台に位置しているため、町のほとんどが斜面になっています。町役場を見る限りではちょっと洒落た町のようでしょう?ところが全然そうではなくて、貧乏人が多く住む本屋の一軒も無い貧相な町なのです。
町役場の脇から裏にかけて、元は館の庭園と森だったらしい斜面が公園になっており、樹齢100年以上の樹木がけっこう残っています。マロニエの落ち葉が茶色の絨毯のように積もり、久々に顔を出した朝の日の光が木々を照らして秋らしい絵になっていました。
昨日のブログに書いたロココ様式の語源となったロカイユ(岩組み)とは、もともとバロック時代に流行った造園装飾のひとつであった人口洞窟のことだとか。この公園内にも館に近い場所に洞窟があり、そういえば確かにロココですね。
庭に洞窟を作るって変な趣味だと思いませんか?
近所のお宅の庭に私の大好きなコスモスが咲いていて綺麗なので、勝手に写真を撮りました。
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