2月13日から突然、飛蚊症に罹りました。
最初、眼球の表面に何か異物がくっ付いたのだと思って、洗浄液やら目薬やら注してみたのですが、黒っぽい細い輪のようなものは全然無くならず、視線の動きと一緒に動くし、拡大鏡で見ても何も入ってはいないし、これはアレかな?と検索したところ、やっぱりそうでした。近眼、加齢、どちらも該当します。鬱陶しくて、つい目をこすってしまいます。
初めのうち、ムカついたり頭が痛くなったりしましたが、もう随分慣れました。
浅田真央ちゃんには泣かされました。
ショートプログラムの時はかわいそうなのと、無念なのとで泣き、翌日のフリーでは素晴らしい演技と健気さに感極まって泣きました。もう選手としてではなく、アーティストとして輝いて欲しいと思います。
パリはちっとも寒くならず、このまま春になりそうな気配です。
庭のクロッカスが咲き、沈丁花も咲き始めたと思ったら、水仙も咲き出しました。
花を活けた花瓶の写真をお客様のために撮ったついでに、色々な花瓶に花を活けてみました。
2014年2月22日土曜日
2014年2月17日月曜日
アンティーク・ガラス用語豆辞典 《タ行》
日本はあちらこちらで大雪だとか…。
大変な目に遭っている人々には申し訳ないので大きな声では言えませんが、正直なところちょっと羨ましいです。
ソチ五輪、こちらは時差-3時間なのでちょうど良い時にTVで観られます。
フィギュアスケートの羽生結弦選手(フランスの記者はユジュリュ・アニューと発音)やジャンプの葛西選手の勇姿もしっかりライヴで観て、手に汗を握り、胸を熱くしました。
フランス生活の方が長い私ですが、やっぱり日本人。絶対的に日本の選手を応援してしまいます。
浅田真央選手もがんばって欲しい!今からドキドキしてます。
ダイヤモンド・ポイント彫り diamond-point engraving
先にダイヤモンドの細片を取り付けたペンシル状の道具を用い、点刻、線刻で模様を彫るガラスの彫刻技法。16世紀のヴェネツィアン・グラスでレース模様を彫るのに使われた技法で、後にオランダ、イギリスなどに伝わり、絵画的で繊細な加飾法として発達した。
チップ chip
ガラス器の縁などにできた小さな浅いカケ。和骨董の陶器類でいうホツにあたる。
宙吹き(ちゅうぶき)
溶けたガラス種を吹き竿の先に巻き取り、空中で息を吹き込み風船のようにガラスを膨らます成形技法。型を使わずに竿を回しながら吹き加減で基本的な器のボディーを作る。紀元前1世紀後半ローマン・ガラス時代に発明された技法で、これにより一挙にガラス器が普及したといわれる。現代でもハンドメイドのガラス器制作に広く用いられている技法である。
チューリップ tulipe
電球を包むような形で口が開いているガラス製のランプシェードを指すフランス語。花のチューリップのような形状による呼称。因みに笠型シェードや、口が開いていない球形や紡錘形のシェードは別の呼び方がある。
ツイストステム twist stem
無色透明なグラスの脚(stem)に空気や不透明ガラスの捻り(twist)模様を封入した加飾法。18世紀のイギリスのグラスに多く見られる。
トンボ玉(ビーズ)
穴の開いたガラス玉のことで、古代エジプトやメソポタミアでネックレスなどの装身具の材料として作られていた。トンボの目のような模様を付けたものが多いため日本ではトンボ玉と呼ばれるようだが、欧米ではアイ・ビーズ(eye beads)と呼ばれる。
大変な目に遭っている人々には申し訳ないので大きな声では言えませんが、正直なところちょっと羨ましいです。
ソチ五輪、こちらは時差-3時間なのでちょうど良い時にTVで観られます。
フィギュアスケートの羽生結弦選手(フランスの記者はユジュリュ・アニューと発音)やジャンプの葛西選手の勇姿もしっかりライヴで観て、手に汗を握り、胸を熱くしました。
フランス生活の方が長い私ですが、やっぱり日本人。絶対的に日本の選手を応援してしまいます。
浅田真央選手もがんばって欲しい!今からドキドキしてます。
ダイヤモンド・ポイント彫り diamond-point engraving
先にダイヤモンドの細片を取り付けたペンシル状の道具を用い、点刻、線刻で模様を彫るガラスの彫刻技法。16世紀のヴェネツィアン・グラスでレース模様を彫るのに使われた技法で、後にオランダ、イギリスなどに伝わり、絵画的で繊細な加飾法として発達した。
チップ chip
ガラス器の縁などにできた小さな浅いカケ。和骨董の陶器類でいうホツにあたる。
宙吹き(ちゅうぶき)
溶けたガラス種を吹き竿の先に巻き取り、空中で息を吹き込み風船のようにガラスを膨らます成形技法。型を使わずに竿を回しながら吹き加減で基本的な器のボディーを作る。紀元前1世紀後半ローマン・ガラス時代に発明された技法で、これにより一挙にガラス器が普及したといわれる。現代でもハンドメイドのガラス器制作に広く用いられている技法である。
チューリップ tulipe
電球を包むような形で口が開いているガラス製のランプシェードを指すフランス語。花のチューリップのような形状による呼称。因みに笠型シェードや、口が開いていない球形や紡錘形のシェードは別の呼び方がある。
ツイストステム twist stem
無色透明なグラスの脚(stem)に空気や不透明ガラスの捻り(twist)模様を封入した加飾法。18世紀のイギリスのグラスに多く見られる。
トンボ玉(ビーズ)
穴の開いたガラス玉のことで、古代エジプトやメソポタミアでネックレスなどの装身具の材料として作られていた。トンボの目のような模様を付けたものが多いため日本ではトンボ玉と呼ばれるようだが、欧米ではアイ・ビーズ(eye beads)と呼ばれる。
2014年2月12日水曜日
レトロ広告マニア必見のPUB『オ・タンブル・ポスト』
先週末、久々にヴァンヴの蚤の市に行きました。
風が強く時折雨がパラつく悪天候のせいか、出店者も少なく、私達も天気がひどくならないうちにサッと見てしまおうと早足で回ったら、2点買物をしても1時間ぐらいで終ってしまいました。
駐車した場所の近くにあるカフェ・レストラン"Au Timbre Poste"で、差し迫った用を足してから帰ろうと、立ち寄りました。
ここは朝早くからやっているし、眼を楽しませてくれるので、ヴァンヴの後によく寄る店です。
しばらく来ていなかったうちに、店内は益々キッチュ度をアップしていて凄いことになっていました。
カメラを持っていなかったのでスマホで撮影してきました。ご覧下さい。
風が強く時折雨がパラつく悪天候のせいか、出店者も少なく、私達も天気がひどくならないうちにサッと見てしまおうと早足で回ったら、2点買物をしても1時間ぐらいで終ってしまいました。
駐車した場所の近くにあるカフェ・レストラン"Au Timbre Poste"で、差し迫った用を足してから帰ろうと、立ち寄りました。
ここは朝早くからやっているし、眼を楽しませてくれるので、ヴァンヴの後によく寄る店です。
しばらく来ていなかったうちに、店内は益々キッチュ度をアップしていて凄いことになっていました。
カメラを持っていなかったのでスマホで撮影してきました。ご覧下さい。
凄いでしょ?食事をする気にはならないけれど、見るのは楽しい店です。
よかったらお店のHPもご覧下さい。下の画像をクリックするとリンクします。
2014年2月8日土曜日
アンティーク・ガラス用語豆辞典 《サ行》
いよいよソチ冬季オリンピック開幕ですね。今パリ時間16:30ですが、もう30分もしたらオープニング・セレモニーが始まるらしいので、久々にテレビを観ます。
2月に入ってもパリは依然として寒くなりません。このまま春になりそうな気配で、何かやることを忘れているようなスッキリしない気分なので、せめてソチの映像を見て冬を感じたいと思います。
サティネ satiné(フロスト加工)
本来サテン(絹織物)のように滑らかで光沢のあるという意味のフランス語の形容詞だが、サティネされたガラスとは、酸やサンドブラストなどで表面をマット状に加工した半透明なガラスを指す。曇りガラス、磨りガラスともいう。英語では霜に覆われたような(frosted)という表現を用いるところからフロスト加工ともいわれる。ジヴレ(後述)よりも滑らか。
サリシュール salissures
不純物、汚れという意味のフランス語だが、溶けたガラス素地に金属酸化物の粉末を混入し、天然石のような色の斑文を作り出すガラスの着色法。パリ派のウジェーヌ・ルソーやナンシー派のガレなどアール・ヌーヴォーの作家が主に東洋趣味な作品に用いた技法。
酸化腐食彫り →acide
サンドブラスト sandblast
金剛砂などを圧縮空気でガラスの表面に吹き付けて削る加飾方。一種のグラヴュール。削らない部分を保護膜で覆い、模様を彫刻する。砂の当て方によって彫りの深さを自在に調節してニュアンスを付けたり、立体的な作品を作ることもできる最もシンプルなガラス彫刻技法。元々船舶の錆落とし用に開発された技法で、1920年代以降ガラス工芸に応用されるようになった。
ジヴレ givré
霧氷に覆われたという意味のフランス語で、ガラス用語としては酸による腐食(アシッド、エッチング)やサンドブラストを用いてガラスの表面を荒らし、凍りついたような梨地や霧氷模様にすることを指す。広い意味でフロスト加工ともいうが、サティネ(前述)よりも凹凸が大きくザラッとした仕上げをいう。初期(19世紀末)及びアール・デコ期のドームの作品に多用された。
シール・ペルデュ cire perdue(ロスト・ワックス鋳造)
シールは蝋、ペルデュは失われたという意味のフランス語で、英語のlost-wax に当たる。蝋型鋳造ともいわれ、もともとブロンズなどの鋳造技法であったが、これを応用したガラスの技法。蝋で作った原型を耐火石膏などで覆い、固まった後に加熱して蝋を溶かして除去し、できた空洞(鋳型)に溶けたガラスを流し入れ(またはガラスの砕片や粉末を充填して焼成し)徐冷した後、石膏型を解体してガラスを取り出す。粘土などで作った原型から雌型を取って蝋型を作った場合には、何度か繰り返し同じ型の作品を作ることができるが、多くの場合、1点から数点の少数制作に使われる技法。ルネ・ラリックやパット・ド・ヴェール作家のデコルシュモンの作品が有名。
ステムウェア stemware
脚付きのドリンキング・グラスの総称。stemは茎や軸を意味する英語だが、脚付きグラスの脚の部分をステムと呼ぶ。因みに脚の無いグラスは一般にタンブラーと総称される。
ステンドグラス stained glass
エ字型の断面を持つ鉛の枠で、色ガラスの小片を繋ぎ合わせてパッチワークのように絵や模様を表現したガラスのパネル。中世ヨーロッパの教会の窓に使われたのが始まりで、フランスで発展した。12世紀の代表的なゴティック建築の一つであるシャルトル大聖堂のステンドグラスは特に有名。19世紀末のアール・ヌーヴォー期には個人の邸宅、銀行、デパートなどの建物や、ランプシェードなどにも大いに使われた。因みにステンド・グラスとは本来着色されたガラスという意味の英語で、フランス語ではvitrailヴィトライユという。
スフレ soufflé
スフレとは吹いた(空気を吹き込んだ)という意味のフランス語で、吹きガラス全般を指す言葉でもあるが、アール・ヌーヴォー、アール・デコのガラスの場合、特殊な技法を意味する。例えば、ガレの第三期工房時代の作品に見られる果実や花や動物が著しく立体的にレリーフ状に吹き出された型吹きの花瓶や、マジョレルの鍛鉄の枠に吹き込んで枠の外にガラスをはみ出させた一連のドーム/マジョレルの器などを特にスフレ作品と呼んでいる。
2月に入ってもパリは依然として寒くなりません。このまま春になりそうな気配で、何かやることを忘れているようなスッキリしない気分なので、せめてソチの映像を見て冬を感じたいと思います。
サティネ satiné(フロスト加工)
本来サテン(絹織物)のように滑らかで光沢のあるという意味のフランス語の形容詞だが、サティネされたガラスとは、酸やサンドブラストなどで表面をマット状に加工した半透明なガラスを指す。曇りガラス、磨りガラスともいう。英語では霜に覆われたような(frosted)という表現を用いるところからフロスト加工ともいわれる。ジヴレ(後述)よりも滑らか。
サリシュール salissures
不純物、汚れという意味のフランス語だが、溶けたガラス素地に金属酸化物の粉末を混入し、天然石のような色の斑文を作り出すガラスの着色法。パリ派のウジェーヌ・ルソーやナンシー派のガレなどアール・ヌーヴォーの作家が主に東洋趣味な作品に用いた技法。
酸化腐食彫り →acide
サンドブラスト sandblast
金剛砂などを圧縮空気でガラスの表面に吹き付けて削る加飾方。一種のグラヴュール。削らない部分を保護膜で覆い、模様を彫刻する。砂の当て方によって彫りの深さを自在に調節してニュアンスを付けたり、立体的な作品を作ることもできる最もシンプルなガラス彫刻技法。元々船舶の錆落とし用に開発された技法で、1920年代以降ガラス工芸に応用されるようになった。
ジヴレ givré
霧氷に覆われたという意味のフランス語で、ガラス用語としては酸による腐食(アシッド、エッチング)やサンドブラストを用いてガラスの表面を荒らし、凍りついたような梨地や霧氷模様にすることを指す。広い意味でフロスト加工ともいうが、サティネ(前述)よりも凹凸が大きくザラッとした仕上げをいう。初期(19世紀末)及びアール・デコ期のドームの作品に多用された。
シール・ペルデュ cire perdue(ロスト・ワックス鋳造)
シールは蝋、ペルデュは失われたという意味のフランス語で、英語のlost-wax に当たる。蝋型鋳造ともいわれ、もともとブロンズなどの鋳造技法であったが、これを応用したガラスの技法。蝋で作った原型を耐火石膏などで覆い、固まった後に加熱して蝋を溶かして除去し、できた空洞(鋳型)に溶けたガラスを流し入れ(またはガラスの砕片や粉末を充填して焼成し)徐冷した後、石膏型を解体してガラスを取り出す。粘土などで作った原型から雌型を取って蝋型を作った場合には、何度か繰り返し同じ型の作品を作ることができるが、多くの場合、1点から数点の少数制作に使われる技法。ルネ・ラリックやパット・ド・ヴェール作家のデコルシュモンの作品が有名。
ステムウェア stemware
脚付きのドリンキング・グラスの総称。stemは茎や軸を意味する英語だが、脚付きグラスの脚の部分をステムと呼ぶ。因みに脚の無いグラスは一般にタンブラーと総称される。
ステンドグラス stained glass
エ字型の断面を持つ鉛の枠で、色ガラスの小片を繋ぎ合わせてパッチワークのように絵や模様を表現したガラスのパネル。中世ヨーロッパの教会の窓に使われたのが始まりで、フランスで発展した。12世紀の代表的なゴティック建築の一つであるシャルトル大聖堂のステンドグラスは特に有名。19世紀末のアール・ヌーヴォー期には個人の邸宅、銀行、デパートなどの建物や、ランプシェードなどにも大いに使われた。因みにステンド・グラスとは本来着色されたガラスという意味の英語で、フランス語ではvitrailヴィトライユという。
スフレ soufflé
スフレとは吹いた(空気を吹き込んだ)という意味のフランス語で、吹きガラス全般を指す言葉でもあるが、アール・ヌーヴォー、アール・デコのガラスの場合、特殊な技法を意味する。例えば、ガレの第三期工房時代の作品に見られる果実や花や動物が著しく立体的にレリーフ状に吹き出された型吹きの花瓶や、マジョレルの鍛鉄の枠に吹き込んで枠の外にガラスをはみ出させた一連のドーム/マジョレルの器などを特にスフレ作品と呼んでいる。
2014年1月30日木曜日
アンティーク・ガラス用語豆辞典 《カ行》
去年の暮れから待っているのに、今年になって、1月も終わるというのにパリでは未だ雪が降りません。暖冬です。
風邪だけはしっかり引きました。暇過ぎるせいかも知れません。なんだかつまらない…。
特にお知らせしたいことも、記録しておきたいことも起こらないので、ガラスのお勉強を続けることに致しましょう。
型押し(プレス成形)
金属などで作った凹型の型に溶けたガラスを流し込み、凸型の型を押し付けて成形する量産、機械化に適したガラス成形法。型の精密度によってカットガラスや彫刻したガラスと見紛う作品まで制作可能。
型吹き
金属や木などで作った型の中に、吹き竿に絡め取った溶けたガラスを吹き込んで中空の器などを作る成形法。一つの型で同じ形や装飾のものを繰り返し量産することができる。ラリックは職人が息を吹き込む代わりにコンプレッサーで圧縮空気を送り込む方法を考案し、これによって型の細部まで均一にガラス種が押し付けられ、複雑なパターンも鮮明に再現されて量産された。
カットガラス(切子)
成形後にグラインダーと研磨剤を用い表面を削ったりカッティングで模様を刻んだガラス製品。職人の手仕事によって加飾されることを強調してハンドカット・ガラスともいう。比較的厚手のクリスタルガラスに幾何学的な模様をほどこしたものが多い。グラヴュールが絵画的で彫りが浅い加飾法であるのに対し、カットは彫刻的で彫りが深く、多くの断面に光が反射してキラキラする効果を生かした加飾法である。和ガラスでは切子(きりこ)という。
カボション cabochon
ガラスの表面に、宝石のカボション・カットのようにツルンとした丸いガラスの小塊を溶着する加飾法。本体とカボションの間に金・銀箔を挟み込んだり、本体の色と違う色ガラスを使うなどして宝石が象嵌されいるかのような効果を出す。ガレやドームの古い少数制作品に見られる技法で、たいへん珍重される。
カメオ・ガラス cameo glass
色被せガラスに浮き彫り(レリーフ、カメオ彫り)を施したガラス。貝や石を用いた宝飾品のカメオに似た技法なのでこう呼ばれる。古代エジプトやローマのガラス、また中国の乾隆 ガラスにも見られる技法だが、近代ではアール・ヌーヴォーのガラスに多用された。彫り方は石やヤスリによる手彫り、ホィール・エングレーヴィング、アシッドなど多岐にわたる。
カリクリスタル kali crystal(カリガラス)
鉛を含まず、カリウムを主成分とするクリスタル・ガラス。16世紀末のボヘミアで開発されたブナの木やシダの灰を原料に用いるガラスで、17世紀以降近代までのボヘミアン・グラスに代表される。透明度と硬度が高く、グラヴュールに適しており、現代でもロブマイヤー、モーゼル、テレジアンタールなどのガラス器はカリクリスタル製。
被せガラス →色被せガラス
ギヤマン
江戸時代のガラスの呼称。語源については諸説あるが、オランダ語のディアマン(diamant ダイアモンド)を勘違いした上に発音を訛ったという説が一般的である。因みに当時のもう一つのガラスの呼称『ビードロ』は単純な吹きガラスを指し、『ギヤマン』は高級なカットガラスを指したという説もある。
キャスティング casting(鋳造)
鋳型に溶けたガラスを流し込んで充填し、徐冷して固める成型法。原型や鋳型の素材により、一点制作から量産まで、またコインのような物から彫像のような立体的な作品まで、幅広く多様な造形に用いられる技法である。
切子(きりこ) →カットガラス
クリスタル crystal glass(クリスタル・ガラス)
クリスタルは本来水晶を指すが、水晶のように輝く透明で高品質なガラスをクリスタル(正しくはクリスタル・ガラス)と呼ぶ。現代では一般に原料に酸化鉛を使った『鉛クリスタル』を指す。バカラ、サン・ルイ、スワロフスキーなどがクリスタル専門メーカーとして有名。
グラヴュール gravure →エングレーヴィング
グリザイユ grisaille
本来は黒の濃淡で描かれたモノトーンな絵画のことだが、白っぽいガラスの表面に黒っぽいエナメル彩で描かれた風景画などもグリザイユと呼ばれる。19世紀末のドームの作品に多く見られる。因みにグリザイユはフランス語で、grisはグレーを意味する。
乾隆(けんりゅう) ガラス Quianlong glass
中国清朝の乾隆帝(在位1735年~1796年)の時代に作られたガラス器の総称。この時期中国のガラス工芸が一気に発達し、最盛期にはアラビアやヨーロッパにまで手の込んだガラス器が輸出された。色被せに浮き彫りを施したいわゆるカメオ・ガラスが特に有名。エミール・ガレのカメオガラスも乾隆ガラスに影響を受けたと言われている。
虹彩ガラス →イリデッセンス
コア・ガラス core-formed glass(コア成形ガラス)
コアとは核とか芯を意味する英語で、金属棒を中心に粘土などで作った芯に溶けたガラスを巻きつけて成形し、固まった後で芯を抜く技法で作られたガラス器をコア・ガラスと呼ぶ。素地と異なる色ガラスを重ねて巻き付け、熱いうちにに尖った物で引っ掻いたりなどして模様を付ける(掻き上げ文、ネイルシーnailsea文)。古代メソポタミアで始められた最も古い技法であるが、改良や工夫が加えられて現代も用いられている。
ゴールド・サンドウィッチ gold sandwich glass
二重の透明ガラスの間に金箔を挟み込んだガラス器。ローマ時代に流行した技法だが、それを応用した18世紀のボヘミアン・グラスのゴブレットなどが特に知られている。ピッタリと重なる相似形のガラス器を作り、小さい方の表面に金箔を貼り付け、色々な絵柄を切り出して装飾したものを大きい方の中に重ね合わせ、接合部を溶着した特殊な二重ガラスで、幻の技法といわれ非常に珍重される。資料画像のように底部分に更にルビーを挟み込んだものもある。
風邪だけはしっかり引きました。暇過ぎるせいかも知れません。なんだかつまらない…。
特にお知らせしたいことも、記録しておきたいことも起こらないので、ガラスのお勉強を続けることに致しましょう。
型押し(プレス成形)
金属などで作った凹型の型に溶けたガラスを流し込み、凸型の型を押し付けて成形する量産、機械化に適したガラス成形法。型の精密度によってカットガラスや彫刻したガラスと見紛う作品まで制作可能。
型吹き
金属や木などで作った型の中に、吹き竿に絡め取った溶けたガラスを吹き込んで中空の器などを作る成形法。一つの型で同じ形や装飾のものを繰り返し量産することができる。ラリックは職人が息を吹き込む代わりにコンプレッサーで圧縮空気を送り込む方法を考案し、これによって型の細部まで均一にガラス種が押し付けられ、複雑なパターンも鮮明に再現されて量産された。
カットガラス(切子)
成形後にグラインダーと研磨剤を用い表面を削ったりカッティングで模様を刻んだガラス製品。職人の手仕事によって加飾されることを強調してハンドカット・ガラスともいう。比較的厚手のクリスタルガラスに幾何学的な模様をほどこしたものが多い。グラヴュールが絵画的で彫りが浅い加飾法であるのに対し、カットは彫刻的で彫りが深く、多くの断面に光が反射してキラキラする効果を生かした加飾法である。和ガラスでは切子(きりこ)という。
カボション cabochon
ガラスの表面に、宝石のカボション・カットのようにツルンとした丸いガラスの小塊を溶着する加飾法。本体とカボションの間に金・銀箔を挟み込んだり、本体の色と違う色ガラスを使うなどして宝石が象嵌されいるかのような効果を出す。ガレやドームの古い少数制作品に見られる技法で、たいへん珍重される。
カメオ・ガラス cameo glass
色被せガラスに浮き彫り(レリーフ、カメオ彫り)を施したガラス。貝や石を用いた宝飾品のカメオに似た技法なのでこう呼ばれる。古代エジプトやローマのガラス、また中国の乾隆 ガラスにも見られる技法だが、近代ではアール・ヌーヴォーのガラスに多用された。彫り方は石やヤスリによる手彫り、ホィール・エングレーヴィング、アシッドなど多岐にわたる。
カリクリスタル kali crystal(カリガラス)
鉛を含まず、カリウムを主成分とするクリスタル・ガラス。16世紀末のボヘミアで開発されたブナの木やシダの灰を原料に用いるガラスで、17世紀以降近代までのボヘミアン・グラスに代表される。透明度と硬度が高く、グラヴュールに適しており、現代でもロブマイヤー、モーゼル、テレジアンタールなどのガラス器はカリクリスタル製。
被せガラス →色被せガラス
ギヤマン
江戸時代のガラスの呼称。語源については諸説あるが、オランダ語のディアマン(diamant ダイアモンド)を勘違いした上に発音を訛ったという説が一般的である。因みに当時のもう一つのガラスの呼称『ビードロ』は単純な吹きガラスを指し、『ギヤマン』は高級なカットガラスを指したという説もある。
キャスティング casting(鋳造)
鋳型に溶けたガラスを流し込んで充填し、徐冷して固める成型法。原型や鋳型の素材により、一点制作から量産まで、またコインのような物から彫像のような立体的な作品まで、幅広く多様な造形に用いられる技法である。
切子(きりこ) →カットガラス
クリスタル crystal glass(クリスタル・ガラス)
クリスタルは本来水晶を指すが、水晶のように輝く透明で高品質なガラスをクリスタル(正しくはクリスタル・ガラス)と呼ぶ。現代では一般に原料に酸化鉛を使った『鉛クリスタル』を指す。バカラ、サン・ルイ、スワロフスキーなどがクリスタル専門メーカーとして有名。
グラヴュール gravure →エングレーヴィング
グリザイユ grisaille
本来は黒の濃淡で描かれたモノトーンな絵画のことだが、白っぽいガラスの表面に黒っぽいエナメル彩で描かれた風景画などもグリザイユと呼ばれる。19世紀末のドームの作品に多く見られる。因みにグリザイユはフランス語で、grisはグレーを意味する。
乾隆(けんりゅう) ガラス Quianlong glass
中国清朝の乾隆帝(在位1735年~1796年)の時代に作られたガラス器の総称。この時期中国のガラス工芸が一気に発達し、最盛期にはアラビアやヨーロッパにまで手の込んだガラス器が輸出された。色被せに浮き彫りを施したいわゆるカメオ・ガラスが特に有名。エミール・ガレのカメオガラスも乾隆ガラスに影響を受けたと言われている。
虹彩ガラス →イリデッセンス
コア・ガラス core-formed glass(コア成形ガラス)
コアとは核とか芯を意味する英語で、金属棒を中心に粘土などで作った芯に溶けたガラスを巻きつけて成形し、固まった後で芯を抜く技法で作られたガラス器をコア・ガラスと呼ぶ。素地と異なる色ガラスを重ねて巻き付け、熱いうちにに尖った物で引っ掻いたりなどして模様を付ける(掻き上げ文、ネイルシーnailsea文)。古代メソポタミアで始められた最も古い技法であるが、改良や工夫が加えられて現代も用いられている。
ゴールド・サンドウィッチ gold sandwich glass
二重の透明ガラスの間に金箔を挟み込んだガラス器。ローマ時代に流行した技法だが、それを応用した18世紀のボヘミアン・グラスのゴブレットなどが特に知られている。ピッタリと重なる相似形のガラス器を作り、小さい方の表面に金箔を貼り付け、色々な絵柄を切り出して装飾したものを大きい方の中に重ね合わせ、接合部を溶着した特殊な二重ガラスで、幻の技法といわれ非常に珍重される。資料画像のように底部分に更にルビーを挟み込んだものもある。
2014年1月24日金曜日
一風変わった中華レストラン"Shan Goût"
先日、映画の帰りに初めて食べた中華レストランが良かったという話をしましたが、昨日再び行って取材(食事)をして来ましたので報告します。
パリ12区リヨン駅の近くの裏通りっぽい所にあるこの上海料理のお店、ミシュランには載っていないけれどフランスのグルメ探検家の間では注目されているらしく、私も彼等のブログで知りました。
前回は予期していなかった繊細でスペシャルな味とオリジナルな料理に感動し、味わうのに夢中で写真を撮るのを忘れたのでした。
昨日は期待が膨らみ過ぎたせいか、最初ほどの感動は覚えなかったけれど、やはり美味しかったです。
サーヴィスの若い女性(多分シェフの奥さん)も控えめで優しく、一度しか行っていないのに顔を覚えていてくれて気分が良かったし。
しかし、フランス人は鼻が利きますね、さすがに。グルメブロガーはもとより、寂しい場所なのにわざわざ出かけてきたって感じのお客で賑わっているのです。最初は近くのもっと小さな店でやっていたのが、混むようになって最近店を大きくしたらしいです。
パリ12区リヨン駅の近くの裏通りっぽい所にあるこの上海料理のお店、ミシュランには載っていないけれどフランスのグルメ探検家の間では注目されているらしく、私も彼等のブログで知りました。
前回は予期していなかった繊細でスペシャルな味とオリジナルな料理に感動し、味わうのに夢中で写真を撮るのを忘れたのでした。
昨日は期待が膨らみ過ぎたせいか、最初ほどの感動は覚えなかったけれど、やはり美味しかったです。
サーヴィスの若い女性(多分シェフの奥さん)も控えめで優しく、一度しか行っていないのに顔を覚えていてくれて気分が良かったし。
しかし、フランス人は鼻が利きますね、さすがに。グルメブロガーはもとより、寂しい場所なのにわざわざ出かけてきたって感じのお客で賑わっているのです。最初は近くのもっと小さな店でやっていたのが、混むようになって最近店を大きくしたらしいです。
壁に書かれた書が素晴らしい。カウンターの中の厨房で料理するShan氏。
黒板で運ばれるメニュー。偏食の私達には選択肢が少ないのがちょっと残念。
中華らしからぬ個別サーヴィス。前菜は焼き餃子と胡麻ソースの手打ち麺。皮も麺もモチモチしてアル・デンテ。
メイン。左は鶏肉と栗の甘煮のエトゥフェ。右は小鴨の脚の緑豆エトゥフェ。ソースが絶妙。
デザート。自家製シャーベット(マンゴーと氷をミキサーにかけたカキ氷風)と芝麻球 (餡の入っていないゴマ団子)。
Shan Goût (シャン・グー)97, rue de Charenton Paris 12e Tél.01 43 07 62 78 月曜定休
《メニュー》 メイン一皿16€・前菜+メイン22€・前菜+メイン+デザート28€
2014年1月17日金曜日
ルアンの骨董市
今朝は6時頃に家を出て、ルアンの骨董市に行ってきました。
パリは今8時半を過ぎないと夜が明けないので、現地に着くまで真っ暗な上に雨が降っていて運転し辛く、高速道路を走るのはさすがの私も緊張して疲れました。
ルアンの市は年2回3日間EXPO会場で開かれるのですが、私達はいつも前日の朝8時ピッタリに始まる搬入兼業者市に行きます。景気が悪いのかどんどん規模が縮小して、最近は2時間もあれば十分全て見て回って、買うものを買って帰れます。それでも、お宝との出会いはいつ何処であるかも分かりませんから必ず行きます。
で、今日はといえば、持参したお金が半分以上残ってしまいました。ちょっとガッカリです。
眼を引くものが無かった訳ではないのですが、円安ユーロ高なので日本円に換算してみると高過ぎたり、数が半端だったり、小さなキズがあったり…。
天気が悪いのも今ひとつ士気が上がらない原因の一端だったかも知れません。
いいかげん、雨降るのやめて欲しいです。
パリは今8時半を過ぎないと夜が明けないので、現地に着くまで真っ暗な上に雨が降っていて運転し辛く、高速道路を走るのはさすがの私も緊張して疲れました。
ルアンの市は年2回3日間EXPO会場で開かれるのですが、私達はいつも前日の朝8時ピッタリに始まる搬入兼業者市に行きます。景気が悪いのかどんどん規模が縮小して、最近は2時間もあれば十分全て見て回って、買うものを買って帰れます。それでも、お宝との出会いはいつ何処であるかも分かりませんから必ず行きます。
で、今日はといえば、持参したお金が半分以上残ってしまいました。ちょっとガッカリです。
眼を引くものが無かった訳ではないのですが、円安ユーロ高なので日本円に換算してみると高過ぎたり、数が半端だったり、小さなキズがあったり…。
天気が悪いのも今ひとつ士気が上がらない原因の一端だったかも知れません。
いいかげん、雨降るのやめて欲しいです。
ウチのBOKUに少し似ている可愛い9歳のフレブル。いつものように強烈なフットライトの傍で暖を取っていた。
可愛い小物ばかり集めたショウケース。
銀器専門のスタンド。まぶしい!
お人形ワールド。一体だけだと怖いけど、みんなでいると怖くない。意外と可愛い。
登録:
投稿 (Atom)


























