Café 姉妹社のお客様でバカラをご存知ない方はいらっしゃらないと思いますので、今更くどくどしく注釈はいたしません。
創業250周年記念行事の一環として、パリ16区にあるメゾン・バカラ内のミュージアムで特別展が開かれており、日頃バカラにお世話になっているAntique 姉妹社店主としては表敬訪問しない訳にはいかないと思い、行って参りました。
10年前にも一度行ったことがあるのですが、カメラを携えているとまた全然違って見えるから不思議です。
マリー・ロール・ド・ノアイユ子爵夫人の邸宅だった立派な館は殆どシャトーです。そこに超売れっ子デザイナーのフィリップ・スタルクが彼独特のコンテンポラリーな演出を加えた面白い内装がほどこされており、250年の伝統と現代性を共存させたバカラそのものを象徴しているかのようです。
特別展そのものは正直なところちょっとガッカリでした。250年記念というから大展覧会なのかと期待したのですが、普段の展示とほぼ同じ規模で、あっと言う間に見終えてしまいました。
展示会場内は撮影禁止だったので、バカラのサイトに掲載された画像と、テレビ局が取材した動画(一番下)をご覧ください。
このバナーを見ると凄そうでしょ?(バカラのサイトより)
さすがバカラ、勿論美しいです。(バカラのサイトより)
館全体がバカラ、バカラしている。右側の巨大(座面の高さが人の背丈ほどある)な椅子はフィリップ・スタルクの作品。
ブティックというかショウルーム。やはりフィリップ・スタルクデザインの長さ13.5mもあるガラスとクリスタルのテーブルに並べられたテーブル・ウェアの群れ。
1855年製作の157燈の大シャンデリア。階段の吹き抜けに吊られ、ゆっくり回転している。
階上の大広間。ここで貴族の舞踏会などが夜な夜な開かれたのでしょうね。
レストラン『クリスタル・ルーム』。2★レストラン『グラン・ヴェフール』のシェフ、ギー・マルタンが監修。
お蕎麦も良かったけど、ここで食べるという手もあったか…と、またも食い意地を張ったりして。
*縦長写真にすると、何故かプレヴューの画像サイズが小さくなります。クリックして拡大写真を是非ご覧くださいね。
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