2014年6月20日金曜日

懐かしのMouffetardムフタール

エ~ッ、もう金曜日?月日の経つのがドンドン速くなっていきます。
ついこないだ、と思っていたら何と2週間も前の話なのですが、何年ぶりかで私の第三の故郷ともいえるパリ5区のムフタール界隈を訪れました。
パリでは季節が良くなると、ほとんどのウィークエンドに何処かで路上骨董市(といってもbrocanteですが)が開かれますが、大体同じ業者が毎回同じような物を出品しているので最近は極たまにしか行きません。
この日はとても天気が良かったし、パリに用事と食事に出かけた帰りにムフタールの市に寄ってみたのです。
街並みも雰囲気も私が住んでいた頃(30年前ぐらい)と一見殆ど変わっていないようなのですが、行きつけだったカフェや商店も当然ながら代替わり面変わりしていて、当時を知る人は誰もいないようだし、何処も彼処もよく知った場所でありながら、見知らぬ所に来たような、夢の中のような不思議な感じがしました。
昔飼っていた(というか勝手に住みついた)猫のトラちゃんの恋猫(片想いだったけど)がいた骨董屋さんがまだ在った!と思って入ったら、主が代わっていました。
現在の店主は優しい人で値段も安かったので、2点購入しました。
露天市はやはり大したこと無かったのですが、それでもしつっこく見て数点みつけて買いました。

やっぱりムフタール懐かしかった…。向かう途中の車中で些細なことで大喧嘩していた私達でしたが、古巣を散策するうちにいつの間にか仲直りしていました。

一見変わらぬムフタールの古い街並み。右側のカフェにはアレックスという大きな馬鹿犬がいたっけ…。バロック音楽のコンサートを聴きに来たり、同じアパートの上階に住んでいたお婆さんのお葬式でも来たことのあるSaint-Médardサン・メダール教会。

パリでも最古(1世紀ローマ時代)の道の一つと言われるムフタール通り。

アパートから1分の最も頻繁に通ったカフェ。ここで日光浴をしながら朝食をしたり、中でフリッパー(ピン・ボール)で遊んだりした。ムフタール通りから小路越しに突き当たりに見える昔住んだアパート。低い白い建物の左側の2階と3階の窓が私達の部屋の窓。懐かしい!

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