2017年4月21日金曜日

Yerresイェールで昼食を

もう1週間前になりますが、久々にイェールの旧カイユボット邸庭園内のレストランに昼食に行きました。
このレストラン、以前はChalet du Parcという名で何度も食べに行っていたのですが、去年からTable du Parcという名に変わり、シェフもクローヌのメゾン・デュ・プレッソワールのシェフが兼任しているという話は小耳にはさんでいて、気になっていたのです。
Chaletの時よりも値段が安く、ビストロティックになっていましたが、本店同様キャリテ・プリが良く美味しかったです。
気温は低めだけれど良く晴れた日だったし、庭園のレストランで昼食というのは我ながらナイス・アイディアでした。今度はもっと暖かい日にテラスで食べたいです。

奥の小部屋も小ぢんまりしていて悪くない。(大部屋の方が好きだけれど)
右上はOの前菜、鶏の印籠巻き風冷製。左下は私の前菜、パネのヴルテ、スモークサーモン添え。
右下はメインの鰈のフィレ、ベーコンキャベツ炒め添え。

デザートのカフェ・グルモンは外のテラスで取らせてもらった。
可愛いワンちゃん連れの初老のカップルが食事をしていた。

デザートを待つ間に、生垣越しに庭園を撮る。芝生の種を蒔いたのかテープが邪魔。

シャレの横の花壇。

チューリップが綺麗だった!

シャレの正面。

広々とした美しい英国式庭園。

帰り道に遭遇したパトロール中の騎馬(婦)警官。脇を通り抜けながら車窓からパチリ。

通り過ぎてから車窓から後ろ手にカメラだけ出して撮ったのでボケてる。

2017年4月4日火曜日

誕生日@ Manoir du Lys マノワール・デュ・リス

3月30日は私Kの誕生日で、もう4度目になるBagnoles de l'Orne バニョル・ド・ロルヌのマノワール・デュ・リス(ユリの館)にお泊りディナーに行きました。
バニョルの町とこのホテル・レストランについては2012年のノエルのブログでも紹介しましたので、ここでは詳細は省きます。
いつもは私の誕生日はパリで、Oの誕生日は地方でお泊りディナーというのが定番なのですが、今年は思いのほか春が早く進んで陽気が良いのと、マノワールが2月と3月いっぱいお得なキャンペーンを実施していたので出かけることにしたのです。
Caenに寄り道して骨董街を漁るのが慣わしでしたが、前回お店が激減していてガッカリしたので今回は行きに『フランスの最も美しい村々』に認定されているSaint-Céneri-le-Géreiという村に寄りました。

11世紀に建てられたロマネスク様式の教会がここの目玉的スポット。
暑くてもうダメ!という瀕死状態のBokuを連れていたのでゆっくり見られなかった。

サルト川とオルヌ川が一緒になった川に架かる橋も見所らしい。
教会の裏からの美しい眺め。

旧くて美しい静かな村。また今度ゆっくり見させてもらいますね。

 相変わらず綺麗なバニョルの湖とカジノ。
湖畔のテラスでお茶をして、お水を貰って元気を取り戻したBokuと少しだけ散歩する。

白鳥のカップルがいて岸辺に大きな卵を産んでいた。(卵の写真撮れば良かった…)
全貌が見られなかったので良く分からない黒い鳥。黒鳥?それとも鵜?

ホテルはまた離れのスイートにした。前回はB&Bがいたので専用庭付きの地上のスイートを貰ったけれど、今回は階下がカーポート、階上にお部屋というタイプ。
各部屋に専用のカーポート、階段、バルコニーが付いたモダンで快適なスイート。

バーでアペリティフとアミューズを楽しんだ後、いざ食卓へ。

今回のキャンペーンで義務付けられた季節のデギュスタシオン・メニュー。
スパゲッティ・カルボナーラに見立てたサルスィフィ(西洋ゴボウ)、黒トリュフ添え。
帆立貝の海老のブイヨン煮ショウガ風味、Udon(ウドン)添え。

スクレ(真鱈の王様とも鱈のダイヤモンドとも言われる高級鱈らしい)の小石焼、バターナッツとピーナッツ添え。
小鳩の蕎麦粉衣焼き(本来は鴨料理のところメールでリクエストして特別に代えて貰った。)

キャマンベールのムース仕立て、シードル酢漬け梨とサラダ添え。
エキゾティック・フルーツのデザート。

赤オレンジとピスタチオのデザート。アフター・デザート。(さすがに手付かず)

良く管理されたマノワール。椿の大木があちらこちらで重たげに花盛りだった。

素晴らしいお天気に恵まれた春のお出かけは、気持ちの良いものでした。
ホテルのお部屋も良かったし、楽しい誕生日でした。
お料理が今一だったのがちょっと残念だったけれど、一番高いコースメニューに料理に合わせたお任せドリンクを付け、一番高いお部屋に泊まり、ビュッフェ朝食、アペリティフ、Bokuの宿泊代、トータルで489ユーロというお値段は確かにお得感十分でした。

2017年3月19日日曜日

プラージュ・ブルー公園へ

3月16日はBettyの一周忌でした。
あれからもう一年、一日たりとも彼女を想わない日は無く、『ベティー』の名を口にしない日が3日と続くことは無い私達ですが、お墓も仏壇も無いので、一周忌といっても何をしてよいのやら途方にくれたのでした。
結局、彼女の一番のお気に入り散歩コースだったプラージュ・ブルー公園に、みんな(2人+Boku+心の中にいるBetty)で散歩に行きました。

雲一つない弥生晴れ、久々のPlage Bleueには静かに春が来ていて

柳並木は既に新緑が萌え始めていて

ここに来るといつもBettyと駆けっこしたBoku。一緒に走っているのかも…

沼地になっている藪の中に白い花が咲く木を見つけ写真を撮ろうとしたら、
雁のカップルとそれを覗き見している水鶏がいた。

そこへ鴨の同性のカップルが表れ、雁の雄(多分)が迷惑そうに睨む。

それでも鴨達は知らん顔して餌漁りを始め、隠れていた水鶏もオズオズと姿を現した。

これを撮りたかったのが、水鳥達のミニドラマを撮ることに…

Plage Bleueはまさしく鳥達の楽園だ。珍しく白鳥がいなかったけれど…

何の花か分からないけれど桜っぽい花が咲いていた。春だな~!

うちの辺りの水仙は終わりかけているけれど、ここはまだこれからのようだ。

2017年3月16日木曜日

小さな春の花を食卓に飾る

結局2月は丸々完全にブログをさぼってしまい、3月も半ばになって漸く再開。
なんだか増々根気が無くなってきて、やることが遅くなってきて… 駄目なこの頃です。
あ、そうそう、私のパソコンも調子悪くなっていたのでした。
自力で何とか直しましたけど。(って、ただリカヴァリしただけでしょ。)

春です!我家の庭にも小さな可愛い花があちらこちらに勝手に咲いております。
先日、とても可愛らしい銀のミルクピッチャーを入手したので、思い立って庭の小花を摘んで活けてみました。

相変わらずカオスなウチの食卓。左はOが畑から切ってきて活けた水仙。
右の小さいのが私が摘んできた小花達。

拡大するとこんな感じ。

次はアップで個別に。これは沈丁花。意外に可愛い。
ピッチャーのレリーフはスノードロップ。もう少しは早ければお揃いで活けられたのに…。

今年はスミレがたくさん咲いている。あまり小さいので摘んだことなかったけれど、
とても良い薫りがしてビックリ。それに本当に美しい!

咲き残っていた大きなクロッカス(サフランかも?)


ミニサイズのラッパ水仙


ミニピッチャーは6個あるのだけれど、お花がもう見つからなかった。
ムスカリが全然見当たらなかったけど… まだかしら?

2017年1月28日土曜日

バカラの地模様

寒波が緩み、久々に午後3時過ぎ現在8℃もあります。朝のお散歩時も零下ではありませんでした。
こんな感じが数日は続くようです。楽といえば楽ですけれど、個人的な好みからいえばこんな中途半端な天気は気分が乗りません。

珍しく、ブログをまめに更新しております。
きょうはバカラのエッチングによるグラヴュール製品に見られる地模様についてまとめてみました。
案外、これはバカラか否かの決め手となる重要な鍵です。
地模様によるジヴレ加工が施されたガラス製品は、19世紀末期から20世紀初頭にかけて流行したようで、バカラの他にサン・ルイやヴァル・サン・ランベールなどの大手のクリスタルリーが手掛けました。
こうしたガラス製品はマークやサインが入っていないものが多いため、現代ではメーカーを見分けるのが難しく、骨董業者でさえ正しく見極めている人はむしろ少ないぐらいです。
バカラの場合、地模様のパターンは意外に少なく、下記にご紹介する代表的な4種類の模様を把握しておけば大体間違いないと思います。

 
Aが最も多いパターンでギザギザ葉っぱ文が特徴的。 Bも多いがとても細かい模様で他社と混同されやすい。 Cは比較的少数派だが、月桂樹(と思われる)の葉と実の模様が特徴的。 Dはランプシェード等の照明用品専用のようだ。

Aパターンは照明用品、トワレット用品、食器、装飾品などに広く用いられている。

Bパターンは照明用品、装飾品、食器などに用いられている。

Cパターンは、装飾品、食器、トワレット用品に用いられている。

Dパターンは(私の知る限り)照明用品のみに用いられたようだ。

以上、私が扱ったバカラ製品の画像からピックアップして掲載しました。
まだ他にもパターンがあるかも知れませんが、アンティック市場で目にするバカラと特定できるものとしてはこんなところです。
参考までに混同されがちな他社の地模様を下記に掲載します。

左3点はサン・ルイ。照明用品には模様の中にSt Louisと小さく入っていることが多いが見つけ難い。
右端はヴァル・サン・ランベール。小鉢と水差しセットのゴブレ。

2017年1月26日木曜日

バカラの金具

フランスは全国的に相変わらず寒い日が続いております。
コルシカやアテネに雪が降ったり、ヨーロッパ全体が凄い寒波に襲われているようで、今年は新年早々異常気象です。
私は風邪もすっかり治り、こないだの土曜日は-4℃の凍てつく朝、健気にも蚤の市をハシゴして宝探しをして参りました。

前回はバカラのサインについて勉強しましたが、きょうはサインが無いバカラ製品をどうやって見分けるかというテーマです。
鍵はいくつかありますが、今回はその一つの鍵になる金具についてまとめてみました。
グラス類は金具が付いていることは滅多にありませんが、花瓶や鉢や蓋物などにはブロンズや銀などのメタルの台座や取っ手や蓋などが付いたものが見られます。
特に1880年代のジャポニズムや、1900年頃のアール・ヌーヴォーのものに多く、シンプルなデザインのものから非常に凝ったリッチなものまで色々あります。
これらの金具にはよくよく見るとバカラのマークが小さく刻印されているものもありますが、無いものも少なくありません。


これらの金具がどのように使われているかを下の画像でご覧ください。


 梅を模ったブロンズの台座は、ジャポニズム作品の定番的なもので色々なサイズや形がある。
金色に塗装された鉛系のメタルの台座はアール・ヌーヴォー風な絵柄の金彩のものに多い。

サクランボ、獅子頭、宿り木、東洋風、グラヴュールの柄に合わせたものなど。
下段左は、ビスキュイ・オリベ(ビスケットメーカー)用。

ビスケットジャー(下)の蓋のつまみの形が特徴的。このタイプは裏の留め具にバカラマークの刻印がある。
(左右の端と右から2番目の花瓶の画像はクリスティーズ他のオークションのカタログから拝借)

稀少なリッチ・ヴァージョンの金具付花瓶群。
(ロンドンのアンティックディーラーSINAI and SONSのサイトから拝借)