バニョルの町とこのホテル・レストランについては2012年のノエルのブログでも紹介しましたので、ここでは詳細は省きます。
いつもは私の誕生日はパリで、Oの誕生日は地方でお泊りディナーというのが定番なのですが、今年は思いのほか春が早く進んで陽気が良いのと、マノワールが2月と3月いっぱいお得なキャンペーンを実施していたので出かけることにしたのです。
Caenに寄り道して骨董街を漁るのが慣わしでしたが、前回お店が激減していてガッカリしたので今回は行きに『フランスの最も美しい村々』に認定されているSaint-Céneri-le-Géreiという村に寄りました。
11世紀に建てられたロマネスク様式の教会がここの目玉的スポット。
暑くてもうダメ!という瀕死状態のBokuを連れていたのでゆっくり見られなかった。
サルト川とオルヌ川が一緒になった川に架かる橋も見所らしい。
教会の裏からの美しい眺め。
旧くて美しい静かな村。また今度ゆっくり見させてもらいますね。
相変わらず綺麗なバニョルの湖とカジノ。
湖畔のテラスでお茶をして、お水を貰って元気を取り戻したBokuと少しだけ散歩する。
白鳥のカップルがいて岸辺に大きな卵を産んでいた。(卵の写真撮れば良かった…)
全貌が見られなかったので良く分からない黒い鳥。黒鳥?それとも鵜?
ホテルはまた離れのスイートにした。前回はB&Bがいたので専用庭付きの地上のスイートを貰ったけれど、今回は階下がカーポート、階上にお部屋というタイプ。
各部屋に専用のカーポート、階段、バルコニーが付いたモダンで快適なスイート。
バーでアペリティフとアミューズを楽しんだ後、いざ食卓へ。
今回のキャンペーンで義務付けられた季節のデギュスタシオン・メニュー。
スパゲッティ・カルボナーラに見立てたサルスィフィ(西洋ゴボウ)、黒トリュフ添え。
帆立貝の海老のブイヨン煮ショウガ風味、Udon(ウドン)添え。
スクレ(真鱈の王様とも鱈のダイヤモンドとも言われる高級鱈らしい)の小石焼、バターナッツとピーナッツ添え。
小鳩の蕎麦粉衣焼き(本来は鴨料理のところメールでリクエストして特別に代えて貰った。)
キャマンベールのムース仕立て、シードル酢漬け梨とサラダ添え。
エキゾティック・フルーツのデザート。
赤オレンジとピスタチオのデザート。アフター・デザート。(さすがに手付かず)
良く管理されたマノワール。椿の大木があちらこちらで重たげに花盛りだった。
素晴らしいお天気に恵まれた春のお出かけは、気持ちの良いものでした。
ホテルのお部屋も良かったし、楽しい誕生日でした。
お料理が今一だったのがちょっと残念だったけれど、一番高いコースメニューに料理に合わせたお任せドリンクを付け、一番高いお部屋に泊まり、ビュッフェ朝食、アペリティフ、Bokuの宿泊代、トータルで489ユーロというお値段は確かにお得感十分でした。
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