先日ちょっとだけ雪が降ったのですが、確か12月1日だったと思います。
寒くて、ウチでは代わる代わる風邪を引きかけては葛根湯のお世話になって、何とか踏みとどまっております。
またまたブログの更新が滞ってしまいました。
もうネタがどんどん古くなって記憶も曖昧になってまいりましたが、撮った写真を頼りに思い起こしながらリポートします。
ブルゴーニュ2日目の昼頃、Arnay-le-Duc(アルネー・ル・デュック)という町にテーブルアートのミュゼ(らしい)を探しに行きました。
探し当てたら昼休みで閉まっていたので、近くのレストランで昼食を取ったのですが、これがまた町に一軒だけって感じの古い大きなオーベルジュで、折しも地元の名士らしいお爺さんのお誕生日パーティーでほぼ貸し切り状態。
それでもなんとか隅っこのテーブルに案内され、手酌で(皆忙しいから)ワインを飲みながら遠慮がちに食事をして時間をつぶしました。
ミュゼは17世紀の施療院だったという古い建物で、ここでも文化遺産の日の恩恵にあずかり、割引料金で見学させてもらいました。
館内はミュゼというより食器専門の巨大なアンティークショップのようです。
19世紀後半の中流家庭のテーブルといったセッティングかな?
ポッテリしたファイアンスの食器、昔は食事にスープは欠かせなかったようでスピエールが必ずセットされている。バカラのColbertのグラスやナイフレストも使われてる。
1866年にウジェーヌ・ルソーがブラックモンにデザインを依頼し、クレイユ・モントゥローの製陶所で作られた有名な『セルヴィス・ルソー』。北斎漫画を模倣したジャポニズム作品のパイオニア的なこのシリーズは大変な人気を博し、第二次世界大戦前夜まで売れ続けた大ヒット商品だったらしい。因みにブルーで縁取りされたヴァージョンもある。
左は型ガラスの器を集めたケース。主に普及版オパリーヌガラスのテリーヌ容器など。
右は豚さんシリーズ、もっと在ったけれど可愛いのをピックアップ。
おままごと(人形用)食器のケース。
玩具とは思えないほど良く出来ている。ピクニック用バスケット可愛い!
Longchamps(ロンシャン陶器)のアスパラガス用食器。
Saint-Amand(サンタモン陶器)のバルボティーヌのお皿。
コクティエ(半熟卵用の器)のコレクション
イタリア、ウルビーノ産の16世紀のマジョリカ焼き(上)、
16世紀のフランス・ルネッサンスの陶芸家ベルナール・パリッシーの作品(中)、
18世紀のグラス・クーラーとか、古い陶器も少しだけあった
突然スキンヘッドのシェフ‼ マネキンでした。
昔の厨房機器はカッコいいです。
Saint-Clément(サン・クレマン陶器)のコレクション。Galléのライオンの燭台も見えます。
因みにGalléの初期の陶器はサン・クレマン製。軟質だからカケやすいのですよね。
酢・油入れのコレクション。これもSaint-Clémentのようです。
Sarreguemines(サルグミーヌ陶器)のティーセット。
とてもシックで焼きが硬そう。硬質陶器ではやはりサルグミーヌが一番かな。これ、欲しい!
19世紀末のGien(ジアン陶器)。ジアンは絵柄のデザインが抜群ですね。
しかも丈夫だし、安いし、普段使いの食器としては最高かも。
コクティエ(半熟卵用の器)のコレクション
イタリア、ウルビーノ産の16世紀のマジョリカ焼き(上)、
16世紀のフランス・ルネッサンスの陶芸家ベルナール・パリッシーの作品(中)、
18世紀のグラス・クーラーとか、古い陶器も少しだけあった
突然スキンヘッドのシェフ‼ マネキンでした。
昔の厨房機器はカッコいいです。
Saint-Clément(サン・クレマン陶器)のコレクション。Galléのライオンの燭台も見えます。
因みにGalléの初期の陶器はサン・クレマン製。軟質だからカケやすいのですよね。
酢・油入れのコレクション。これもSaint-Clémentのようです。
Sarreguemines(サルグミーヌ陶器)のティーセット。
とてもシックで焼きが硬そう。硬質陶器ではやはりサルグミーヌが一番かな。これ、欲しい!
19世紀末のGien(ジアン陶器)。ジアンは絵柄のデザインが抜群ですね。
しかも丈夫だし、安いし、普段使いの食器としては最高かも。
まだまだ沢山あったのですが、キリが無いのでこの辺にしておきましょう。
このシーズンの展示のコンセプトだったのかも知れませんが、ファイアンス(磁器ではなく陶器)が殆どで、高級な磁器類、ガラス類、銀器類が無かったのがちょっと残念でした。
でも結構見応えがあったし、貸し切り状態で自由にゆっくり見たり写真を撮ったりできてなかなか良かったです。
売っていたら私にも買えそうな身近な物が殆どで、アットホームなミュゼでした。
古城を見たり、美しい村を散策したり、田舎の町一番のレストランで食事したり、ミュゼを見たり、盛沢山なプログラムを余裕でこなし、さて我らが城へ帰館と相成ったのですが、城の前に着いても未だ日が高いので、せっかくブルゴーニュのPouillyの辺りに来たのだからブルゴーニュワインを買いに行こうと、車をそのまま走らせてプイイーの町まで行きました。
Cave(酒蔵)だらけかと思いきや日曜日のせいか死んだような街で、開いていたのはただ一軒、その小さな店で好きなRully 1erCruの白を1カートンと珍しいMeursaultの赤を3本だけ買って、既にサヴォワのワイン満載の車のトランクに無理やり押し込み、城にUターンしたのでした。
プチヴァカンス最後の夜、ゆっくりお風呂を使い、城内の遊戯室などを覘いた後、
サロンでアペリティーフ。
ディナーの前菜には初体験の大ナマズ、メインは鳩。
デザートはスフレ(私)、ショコラのマルキーズだったか?(O)
この頃いつも飲んだワインを記録するのを忘れてしまいます。今度からはしっかりラベルの写真を撮っておこうっと。
お食事はまあまあでしたけれど、大勢の鹿に逢えたし、お部屋も良かったし…(あっ、そうそう最後の晩夕食の前、Oがカーテンを引こうとしたら3m以上ありそうな大きな重いカーテンがロッドごとバサーっと落ちてきてビックリしたけど)、まずまずのシャトー滞在でした。
シャトーのHP内の動画をご覧ください。
ウッフ、漸くプチヴァカンスのリポートが完了しました!
なんとかノエル前に終えることができてホッとしました。ノエル前に載せたいずっと以前から温めてきた記事もあるのですが、実行可能かどうか?
ほんと、やること遅くて、気力も能力も衰えてくる一方の情けないこの頃です。
来年こそはもっと気合いを入れて頑張らなくては!
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