一つめは既にご存知のラリック美術館でした。
二つめは、4年前に一度行ってお気に入りにエントリーしたBitche(ビッチュ)の安くて美味しい料理旅館
"Le Strasbourg"を再訪することだったのです。2012年8月のブログをご参照ください。
前回泊まったスイートルームを2泊連続で取れる日で8月26日以前と指定したら、選択肢が全然無く、必然的に日取りが決まったのでした。
着いてみたらお部屋はやはり良かったものの、窓の外が工事中で小さなバルコニーへの扉はブロックされており、前には庭を通って裏の公園に直接行けたのが工事中で行けなくなっていて、ちょっとガッカリしました。
お料理は、4年前と殆ど同じ値段で相変わらず安かったのですが、味が少し落ちていたのとオリジナリティが停滞気味だったのが残念でした。
どうしちゃったのかな?オーナーシェフだけに、改装工事などに気を取られていてお料理に集中できないのかしら?
ま、でも子供達は大喜びだったし、シェフや奥さんは私達を覚えてくれていて、皆も感じは良かったし、気分は悪くなかったです。
天気は最悪でしたが、わずかな晴れ間に、前回も散歩した近くの森に囲まれた池にも行き、子供達は大はしゃぎでした。
やっぱり寂れたままだった町並み。ホテルの真向かいの教会。相変わらず古ぼけたホテルのファサード。
部屋から見える工事中の裏庭と砦の公園。目を凝らすと斜面に羊がたくさん張り付いて草を食べていた。
レストランの内装は以前と変わっていなかった。二晩ともほぼ満席。相変わらず繁盛している。
夏のメニュー(54ユーロ)の前菜。最初の前菜はトマトのガスパチョ。
次は鵞鳥のフォア・グラ、クルジェットとトリュフ入りヴィネグレット添え。
チョウザメのロティ、茸とオリーブ添え。 これは何だったか思い出せない…。
ラパン(兎)のファルシ、アルティショ、赤ピーマン、ナスの種添え。
デザートはフランボワーズのタルトレット。カシスの葉のアイスクリーム添え。
食前酒は夫はスコッチ、私はシャンパン。ワインはアルザスのピノ・ノワールにしました。
メニューは一つだけなので、二日目の夜はア・ラ・カルトに。
前菜は二人とも小イカのポワレとトマトのヴァリエーション。鰯のリエットとバルサミックソースのポチポチ。右は箸休め。
私のメインはカエル料理3種。ポタージュ、フライ、グリエ。 夫は本日の魚(平目)。
この日は或る所で豪華なランチをしたので、ディナーはここまでがやっとだった。謝ってデザートもパスした。
美味しいのですが、味が濃く、しょっぱかった。相変わらす一生懸命作ってはいるのだけれど…。それと、食前酒の時のアミューズがお粗末でした。アミューズって大事ですよね。私などこれが楽しみなんですから。
シェフはまだ若いですから、お店が落ち着いたら、また変わることでしょう。見捨てはしませんよ。
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