今、1年ぶりの帰国で実家に滞在中です。日本は暖かいですね。東京の紅葉はパリよりも遅く、楽しみにしていたのに
まだのようです。フランスに帰るまでには真っ赤なのが観られるかしらん?
きょうは母と一緒にコンサートに行ってきました。日本でコンサートに行くのは何年ぶり、いや何十年ぶりかも知れません。
大友直人氏指揮で日フィルのベートーヴェン交響曲第7番、後藤正孝氏のピアノでリストのピアノ・コンチェルト第一番他というプログラムでした。ベートーヴェンもリストも私のお気に入りの作曲家ではないし、演奏者についても恥ずかしながら全く知識を持たず、ただ両親が年間予約をしてある席とチケットがあるから行っただけだったのですが、感動しました。
文字通りの生の音楽は、聴くというよりもっと能動的に演奏者と直接係わりあうことなのだと今更ながら認識を新たにしました。
Bravo!と声をかけたくなる人の気持ちがわかりました。これほど素直にひた向きに音楽を体で楽しんだのは久しぶりです。
この頃は右手の小指が痛くてピアノからも遠ざかっており、専ら録音された音楽ばかり聴いていたけれど、億劫がらずにもっと音楽会に行かなくては!
ここ(実家)でも物を飾るための台と化している私のピアノ |
とある蕎麦屋の入口に生けられていた花 |