2012年11月11日日曜日

パリ11区バスティーユの骨董市

一昨日バスティーユの大骨董市に行ってきました。
年2回春と秋に開催され、350軒ほどのスタンドがバスティーユ広場に接したヨットハーバー沿いに所狭しと並びます。
70軒のantiquaires(アンティケール=骨董商)は暖房完備の特設テントの中に広いスタンドを構え、280軒のbrocanteurs
(ブロカンター=古物商)が屋外の半オープンなテントで11日間毎日お店を広げます。
前回はたったの3点しか買えず骨折り損でしたが、今回はまあまあの収穫がありました。きょうは戦利品をチラッとお見せ…するのはやめておきます。何故かと言いますと、目聡い読者さんが何人かいらっしゃいまして、姉妹社ショップに公開する前に目を付けられて狙われてしまったりするのです。下見されなかった方が気の毒ですよね。

アルスナル港と呼ばれるパリ市内唯一のマリーナは、サン・マルタン運河の起点になっており、運河巡りの観光船キャノラマの発着場所でもあります。このマリーナに船を繋いでいるお金持ちは、ここからセーヌ河に出て、海まで下るクルーズを楽しむのでしょうね。
バスティーユ広場の『7月の塔』の天辺にいる天使ジェニー・ド・ラ・バスティーユに見守られた小さな港、傍を通る度に何となく旅情がそそられてパリの私の好きな場所のひとつです。

かもめが舞うアルスナル港。正面に白く見えるのが骨董市のテントの一部。

広場を背にして右側の河岸に並ぶスタンド群。こちら側に比較的良い店が多い。

反対側の河岸。1本ずつトーンが異なる楓の紅葉が綺麗。

年代物の陶磁器を美術館のように説明付きで並べたスタンド。

初日だけれど平日なのでまだ歩ける。土日は縁日のような人出で歩けない。

ノエルのテーブルをディスプレー。特設テント内のスタンドではこんな演出も。

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