私達は偏食があるので事前にノエルのスペシャル・メニューをメールで送って貰っていたのですが、これがまるっきりクラシックで、思いっきりスタンダードなノエル料理の定番メニューだったので、食べられない物は無いけれどあまり期待はしていませんでした。
今回は珍しく星無しレストランではあるし、値段も高くないし、ノエルだし、ま、いいか、という乗りで一応オシャレだけしてダイニングルームに降りていきました。
バーからはみ出して玄関ホールまでアペリティフを楽しむ人々で賑わっていて、一気にノエルモードに突入です。
とても良い席に案内され、待つほどもなくカクテル・ド・ノエルとアミューズが運ばれ、私達の酒宴が和やかに始まったのでした。いったい何種類のお酒を飲んだことやら…。
お料理は、予想以上でも以下でもなかったけれど、おまかせコースのお酒は意外にも当たりでした。ブルゴーニュ一辺倒の私達なのに、ブルゴーニュは一切出なかったにもかかわらず満足しました。
そして、メートルドテル(RITZに長くいたという初老の紳士)の完璧なサーヴィスが何よりものご馳走でした。
バカラの大きなシャンデリアが煌くダイニングルーム
ノエルのテーブルセッティングが可愛かった。現代物だけれどバカラのアプリックはやはり素敵。
ペール・ノエル(サンタクロース)の髭は自前だった。
ペール・ノエル(サンタクロース)の髭は自前だった。
バニラ風味のカリフラワーのポタージュはなかなかオツな味だった。
一切れ食べてしまってから撮影したスモークサーモン(ミクロなブリニとビーツの葉のサラダ添え)も美味しかった。
鴨のフォア・グラ、 パンデピスのカリカリ焼き添え。
スズキのフィレ、ビスク・ド・オマールのソース、クリームリゾット添え。何故か皮が下に。今一だった。
七面鳥の巻物、茸と栗と冬瓜添え。一切れで降参。 正統派ビュッシュ・ド・ノエル。
可愛く出来ていたけれどバタークリームはきつく、一口でギブアップ。
可愛く出来ていたけれどバタークリームはきつく、一口でギブアップ。
一夜明けて朝のダイニングルーム。ノエルの昼食も予約で満席とのことで、既にテーブルが整えられて。
セーヌの上のベランダ席。朝食はここに席を作ってくれた。美しい季節には気持ちが良さそう。
Moulin de ConnellesのHPはこちらからどうぞ。ヴァーチャル・ヴィジットでご覧下さい。
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