日本から苗を買ってきて庭に植えた金木犀が今年は殊のほか薫り、家の中まで芳香が漂っております。
さて、La Mare aux Oiseaux の続き、肝心の食事編です。
ここのレストランはア・ラ・カルトが無く、夕食のメニューは5皿と7皿の2種類のみ。
3泊する私達は毎晩そんなメニューを食べたら食傷してしまうと思い、1/2 pensionにしてもらいました。
事前に鳥類以外の肉は食べないと伝えておき後はオマカセだったのですが、前菜、メイン、デザートの3皿かと思いきや毎晩4皿、アミューズを入れると5皿のメニューが一品も重なることなくサーヴィスされました。
しかも私達の好みがちゃんと考慮された私達の為だけに構成されたメニューが供されたことは嬉しく、さすが1★と感心しました。
《第一夜》
アミューズは海藻と卵のアミューズ。 トマト、スイカ、桃、コック(ヨーロッパ笊貝)のヴェルヴェーヌ風味冷たいブイヨン仕立ての前菜。
サンドル(鱸に似た川魚)と根野菜のメイン。ホワイトチョコで装ったフロマージュ。
黒い婦人と名付けられたチョコレートの衣の中に果物が仕込まれたデザート
《第二夜》
炙った鴨肉とクルジェットのアミューズ。蛸の脚とビーツ、リュバルブの前菜。
2番目の前菜はフォアグラ兎肉巻き、苺と亀の手(らしき貝)添え。
メインは鱈、貝を詰めたクルジェットの花、粒芥子、パプリカ他野菜添え。
トマトの形をしたデザート、トマトコンフィ、苺、胡瓜のシャーベット添え。
2番目のショコラのデザートがあると言われたがパス。箱に入れてお持ち帰りにしてくれた。
《第三夜》
この夜のアミューズを撮るの忘れて食べてしまった…代わりに美味しかったワインの写真
前菜はパルミジャーノのガレットを敷いたオマール・ブルーのタルタル。
2番目の前菜は、チョウザメのフィレ、ラディとラディおろしとキャヴィア添え。
メインは、鳩のロティ、カリフラワーとアヴォカのクレーム添え、カフェ風味ソース。
お肉は食べないけれど、鳩なんかは大好物であると伝えておいた甲斐があった。
飛行機の形をしたショコラとフランボワーズのデザート。
朝食のビュッフェも品数は多くないけれど、ハムやチーズ、鮭のマリネ、高級なヨーグルト、新鮮なジュースなどみな美味しく、優しいオニイサンが半熟卵を毎朝作ってくれたし、朝からしっかりいただきました。
お昼は外で軽く軽く、と言いつつ、なかなかそうもいかず、夜は写真のようなディナーでしょう。(その前にアペリティフとおつまみセットもやってるし…)
我ながら、呆れるほどよく食べ、よく飲みました。
デザートに必ずショコラが使われていて重いのがちょっと気に入らなかったけれど、お料理はまずまず美味しかったです。
海の傍だから、もう少し海の物が出るかと期待していたのは外れでした。
Oは、支店のジヴェルニーの料理の方が良かったとのことです。
私は、凝り過ぎ気味ではあるけれどお料理は悪くないと思いました。
ただ、レストランのサーヴィスが今一つかな?
シェフの顔を見られなかったのも(いなかったのかも?)残念でした。
ロベール達と遊べたことが何よりも良い思い出になりました。
私達は利用しなかったけれどSPAもあり、色々楽しめるホテル・レストランです。
La Mare aux OiseauxのHPはこちらから。
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