以前から何度も行先の候補としてノミネートされて(私達に)いたのですが、行くのは今回初めてでした。
桜も散った今頃になって寒い日が続いているのですが、この日は素晴らしいお天気で、カフェのテラスでビールが飲めるぐらいには暖かく、お出かけ日和でした。
お料理は期待ほどではなかったけれど、ホテルの部屋がとても広くて快適だったし、スタッフが皆すこぶる感じが良く、しかもお値段が安く、ほぼ満足でした。
感じの良い田舎家。二階の端から端まで私達のスイート。
部屋に入ると玄関の窓から前庭が見え、左に小さなサロンとその奥に寝室、
右に大きなバスルームが見える。
小さなサロン、Bokuはここが自分の部屋とすぐに決めた。
半端でない広さのピッカピカのバスルーム。
クラシックな寝室もまた広い。
寝室の窓からの眺め。
暖炉やアンティックの家具が良い雰囲気。
夕食まで間があったので村を散歩した。
ホテルのすぐ傍にロマネスクの教会があり、ここの墓地にシャルル・ド・ゴール将軍(元フランス大統領)のお墓がある。少し離れた所に将軍が30年ほど住んだ家(深い木立に囲まれた館)、村を見下ろす丘の上には立派な記念館があり、それを目当てにこの地を訪れる人が少なくないらしい。
私達は特に興味も無いし、いずれにしてもBoku連れでは入れないので見学しなかった。
教会の傍から見渡した田園風景。今年は春が早かったので菜の花も既に少し色褪せていて。
メインダイニングの壁紙が凄い。中国の風景画で壁一面1枚仕立て(継ぎ目が無い)!
東洋趣味は壁だけではなく、テーブルにも及んでいる。
日本の木の箱に苔のクッションを敷いてアミューズが。
『森の収穫』と題された前菜。モリーユ(編笠茸)のファルシ。
カエルとクレソンとモリーユ。ウッフ・ア・ラ・ネージュに半熟卵が仕込まれていて。
オンブル・シュヴァリエ(イワナの一種)。リ・ド・ヴォー、コック貝のリゾット添え。
デザート2品。右はウッカリ食べかけてしまった…
お気付きと思いますが、私達は今が季節のモリーユづくしメニューにしたのです。
最初のファルシは良いけれど、後は刻んで添えているだけ。もう少し工夫があっても良いのでは?とちょっと残念でした。
もっとも、普通一品料理で出てくるモリーユ1皿の値段とあまり変わらない値段でこのコースですから、文句は言えないかも…。
ホテルの庭を360度撮った景色。良かったらご覧ください。
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