ただ何となく気力が衰えていたというのでしょうか、要するに怠けまくっていただけです。反省!
この沈黙期間の出来事を少し振り返ってみようと思います。
まず、5月は2週間ほど日本に里帰りしておりました。
今回は東京だけでなく、生まれ故郷の青森にまで里帰りして参りました。
なんと青森に帰ったのは30年ぶり、去年他界した叔母の法事に母に付き添って出席するのが目的だったので、従妹弟たちや叔父、叔母に再会できて懐かしかった~。
小学校を卒業するまで暮らした青森市は、30年前の帰郷の時すでに昔の面影は殆ど残っていなかったし、元々個性豊かな町ではなかったのだけれど、より整備されて都会的に非個性的になっていて余所余所しく感じました。
もっとも、歩いたのはホテルの周囲500メーター圏内だけで、後はタクシーや従妹の車の窓から町を見ただけだったのですが…。
視覚的な懐かしさは味わえなかった代わり、津軽弁が耳に懐かしく、ああ青森に帰ったのだと実感しました。
以前Ottavaで全国音楽自慢という企画があった時、青森編でリスナーが紹介したクラシックのサロンコンサートもするウィーン風カフェ。ホテルのすぐ傍だった。しかも母の従妹の嫁ぎ先の老舗お菓子屋さんの2階だった。
棟方志功記念館の庭の藤棚。ピンクと藤色のミックスが美しかった。
館内は撮影できなかったのでお庭の写真しか無いけれど、閑静でこじんまりとした良い美術館だった。
歩くのもやっとの母を妹と二人で支えながらの帰郷だったけれど、去年は妹の葬儀にも出られなかった母を何とか1周忌にお参りさせてあげられて本当に良かったと思う。
私も、いつも帰りたいと想いながら実現できなかった帰郷を束の間ではあったけれど果たせて少しホッとしました。
目当てのお鮨屋さんで食べられなかったのが心残りだったけれど、その店の出前のお鮨を従妹の家でご馳走になったし、仕方なく入った店も意外に美味しくビックリするほど安かったし、青森はやはりお鮨が美味しい所と再確認したのでした。
青森から帰京して間もなく、お留守番の父をねぎらう(費用も運転も父の負担だけれど)意味もあって恒例の家族旅行にまたしても河口湖に行きました。
前に泊まった所の対岸の小高い斜面に位置するラ・ヴィスタという新興のホテル。
プロヴァンス風と謳っていて南仏のリゾートマンションのような設えでなかなか良い。
殆どの部屋から湖と富士山が丸見えなのが自慢のようだ。
日本晴れの朝バルコニーから見た富士山。
食事は今一だったけれど、この眺めが何よりものご馳走。
青森行きの疲れが残る母には無理をさせてしまったけれど、一時体調を崩したものの精神的な刺激が良かったのか2~3日後にはとても元気になり、少し家事をしたりするまでに回復したので、私は安心してフランスに帰って来たのでした。
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