1日にはなんと39.7℃まで上がり、これは2003年の2万人もの死亡者が出た猛暑の夏の記録を破り、1947年の40.4℃に次ぐパリでの史上2番目の最高気温だったとか。
夕方など家から一歩外に出ると、オーブンに入れられた鶏になったような気がします。
昔、ナイル川クルーズに行った時、停泊地のリュクソールの街で鳩料理を食べようと夕方船から下りた時の衝撃的な暑さ(確か40℃ぐらいだった)を思い出しました。
それでも朝は22~3℃ぐらいまで下がりますし、湿度が殆ど無いので意外にしのげております。
昨日はB&Bの予防注射の日で、歩いて数分の獣医さんの所に連れて行ったのですが、帰宅して玄関に入るなりBokuがヨロッとなってそのままヘタ~っと伏せて動かなくなり、焦りました。
冷房の効いた獣医の所に緊張しながら小一時間過ごした後に暑い外を数分歩いたせいなのか、注射のせいなのか?と心配しました。が、30分後にはケロッとして『お昼まだ?』と台所にへばりつく通常モードのBokuの姿に戻ったので安心しました。
なんて人騒がせな!と泣き笑いしましたが、あの子達もいい歳になっているのですから気を付けてあげないといけませんね。
Vague de chaleur (ヴァーグ・ド・シャラー)熱波?という聞き慣れない言葉が飛び交うこの猛暑に見舞われる少し前の話ですが、友人のお誘いでパリ5区のOPEN間もないレストラン『イニシアル』で昼食をしました。
今、パリのみならずフランス全国で日本人シェフのフレンチ・レストランが大評判です。ミシュランの星を獲得しているシェフも多数おられ、皆さん大活躍なのです。星が無くても、ミシュランのレストラン紹介記事上『日本人シェフ』が一つのステイタス的な意味合いで記載されている感さえあります。
ノートルダム大聖堂がセーヌ河を隔てて100メートル先というパリ5区カルチェ・ラタンの閑静な小路(故ミテラン大統領私邸のある路)にあるこのレストランも、二人のオーナー・シェフが日本人です。
友人から、ランチメニュー3皿が24€、4皿で36€と聞き、ビストロ的なカジュアルなお店を想像して行ったのですが、どうしてシックで立派な店構え、『え、ここなの?』と何度も番地やら看板やらを確かめちゃいました。
付いたばかりという看板が控えめに掲げられたお店のファサード。ゆったりと席が設けられた広い店内はシンプルなモダン・リュスティック。フロアーに段差があるのも楽しい。
4皿のランチ・メニューの前菜は蟹とラングスティーヌに蕪などの野菜が添えられたフレッシュな一品。
次の魚料理は平目で、とても美味しかったのですが写真を撮り忘れました。
鴨料理も食べやすく供され、焼き具合も良く、美味でした。
優しくホッとする味のデザート。オーナーシェフのFUJINUMA氏とNITTA氏。
お二人ともこの笑顔にお人柄が表れていると思いました。
お店のホームページの表紙。画像をクリックするとリンクします。
お料理はどれも非常に美味しく綺麗で、真心が感じられるお味でした。特にお魚が最高!フレンチの魚料理で満足したことは数えるほどしかないのですが、ここの平目は美味しかったです。
友人の言葉どおりの安くて美味しいレストランにまた1軒出会えました。
軽い赤ワインをと所望し、NITTA氏が薦めてくれたワインLes Beaux de Privenceの赤がまた頗る美味しく、しかも安く、4人で2本空けました。
満足、満足。 また食べに行こうと思います。
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