本格的に冬です。雪が降らないかなあ、と心待ちにしているのですが・・・。
ランスの話の続きをします。
一旦ホテルに帰ってしばらく休んだ後、夕方からカテドラルの音と光のスペクタクルを見に出かけました。
ノエルの時期だけのスペシャルプログラムで、ランスの有名なノートルダム大聖堂のファサードをスクリーンに見立てて色とりどりの動画を25分間映写する『色の夢』という名物イヴェントです。24日は17時と22時の2回とのことで、暗い方が良いのでしょうがディナーが20時30分なので17時の回を見ました。
カメラで動画撮影しましたが編集していないのでまだお見せできません。そのうちアップします。
しかし、ああゆうものは見る時は見る、撮る時は撮るというようにどちらかに集中した方が良いですね。撮影する時はどうしてもカメラの小さなモニタを見てしまいますから、せっかくの大スペクタクルを十分に鑑賞できないようです。
それでも私には不思議に美しいスペクタクルだったし、思い出に残るノエルの夜になりました。
今回ランスを選んだそもそもの理由は、この夜のディナーを予約したレストラン『Le Foch ル・フォッシュ』が私達の条件を満たしていたからなのです。だいたい、星付きレストランでノエルに営業している所は少なく、やっていれば物凄い値段の特別メニューだったりで選択肢が非常に限られるのです。
このレストランはミシュラン一つ星で、値段もリーズナブル、お決まりのノエル・メニューではなく私達の好きな食材によるメニューだったし、HPを見た限りではお料理が良さそうだし、近くにそこそこのホテルがあったし、など良い事ずくめだったのでした。
結果は、満足度70%ぐらいかな?
ホテル、レストラン、街、アクセスなど全て含めて、今回のイヴェントはまずまず成功だったと思います。
刻々と暗さを増してゆく空をバックに様々な画像が走馬灯のように映し出されるカテドラル。
アルカイック・スマイルが売りの『微笑みの天使』もアップで登場。ちょっと怖い。
美しくイルミネーションされたヴィラージュ・ド・ノエル。
小雨が降り出したので、ゆっくり見られなかったのが残念。
大きなサパン・ド・ノエル。レストラン『ル・フォッシュ』の外観。
レストランの内装は全然良くないし、ノエルのデコレーションもセンス無い。
カナッペの前に出された帆立とワカメの海苔巻きが傑作だったのに、写真撮るの忘れて残念。
カリフラワーのムースにラングスティーヌのロティ、クリュスタセのジュレ、キャヴィアが載った前菜。美味!
次の皿、私のチョイスは帆立と赤海老と各色のビーツ、熱々のブイヨンにポシェした一品。今一。
主人のチョイスはトリュフのクロック・ムッシユー、卵のポシェとグリーンアスパラガス添え。美味しかったらしい。
次の皿は二人とも同じく、スズキの鉄板焼き、下にオマールのラヴィオリが隠れている。
チーズのワゴンサーヴィスが付いているがパス。三種のデザート。ビュッシュ・ド・ノエル一切れ、クリーム入りフルーツサラダ、ヴァシュラン・グラッセ。コーヒーと小菓子。
満腹を抱えてノラリクラリ歩いて7~8分でホテルに帰館。こんなイリュミネーションしてたんだ・・・。
ホテルの中庭の木立にもイリュミネーションが。昔はシャペルだったらしいホテルの建物の一部。
とっても綺麗な色のシャンパーニュ唯一のロゼ・ワイン(非発泡)ロゼ・デ・リセーを飲んだのですが、ボトルの写真だけでワインの写真を撮るのを忘れました。これは初体験のワインで、世界一のロゼ・ワインと評する人もいるらしい。キルシュに漬けたサクランボの入ったショコラのような個性的な香りがしました。コトー・シャンプノワと呼ばれる非発泡のシャンパーニュのワインは赤、白とも大好きで家のcaveにも常備しているのですが、ロゼは知りませんでした。目からウロコ、さすがシャンパーニュのレストラン、とこれを知っただけでも行った甲斐があったと思ったのでした。
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