ようこそいらっしゃいませ! 素敵なクリスマスを過ごされましたか?
姉妹社ファミリーは、今年はシャンパーニュのランスでノエルを祝いました。シャンパーニュでのノエルは二度目です。
ノエルの里帰り渋滞にはまるのはコリゴリなので、年々だんだん近場を選ぶようになっております。
ランスは家から車でわずか1時間15分、朝ゆっくり仕度をして家を出発し、お昼前に余裕で到着しました。
ホテルのチェックインには早過ぎるけれど車だけガレージに入れさせて貰おうと思ったら、お昼前にもかかわらず親切にもチェックインさせてくれました。
Booking.comで予約したHôtel de la Paixは、私達にしては珍しく大きくて近代的なホテルでした。高級ビジネスホテルって感じで好みでは全然ないけれど、部屋は広く、バスローブやスリッパもあり、お風呂場にはシャワールームも別にあり、WIFIもサクサク、子供達のベッドにお誂えの大きなソファもあって、まずまずの設備に一応満足。
子供達はすぐにベッドメーキング(いつも彼等用の毛布を持参)してあげたソファに載ってゴロンゴロン、絨毯敷きの床(我家には無い)でもゴロンゴロンして大はしゃぎでした。
朝食が早かったのでお腹が空いていた私達は、「夜のディナーに備えてランチは極軽くしようね」と自他共に牽制し合いながら街に繰り出しました。
ランスは何度も訪れているのに、カテドラルやフジタのシャペル、かつて長期に渡ってミシュラン三ツ星に輝いていたレストラン、骨董市が開かれる展示会場などの記憶しかないのは、街を歩いていなかったからだったと思い至り、キョロキョロしました。
ホテルのすぐ傍の大通り(正しくは大広場)には名物の135軒に及ぶマルシェ・ド・ノエルが軒を連ね、すっかりノエルモードです。
レストランを物色しながら広場を半周ほどし、自家製ビールを供するチェーンのブラッスリー『Les 3 BRASSEURS』に入って軽食(?)を取り、名物のFossierのビスキュイ・ローズをマルシェ・ド・ノエルで買い、少し街を歩き、アール・デコのお菓子屋さんでお茶をしてホテルに帰りました。
ここまでがノエルのプログラム前半です。後半は次回をお楽しみに!
ブラッスリーでビールランチ。まずは、おつまみの二人用パニエ。ポテト、オニオン、ピーマンのフライやチーズトーストなどを子供達と分け合う。朝からの曇り空に少し日が射してきた。
店内のブルワリー。ここで出来たハウスビールが店内に張り巡らされた銅の管を通ってプレッション口からグラスへ、そして私たちのお腹に届くという仕組みか?
めっきり白髪の増えたB&B。車に乗る前は何も与えないのでお腹ペコペコ状態。主人の手元を必死の眼差しで見守っている。極薄のflammekucheとスモークサーモン入りサラダをみんなで分け合う。ビールはブロンド500cl、ブリュンヌ2x330clを二人で。軽いでしょう?
広場全体がヴィラージュ・ド・ノエルに。1906年に建てられたアール・ヌーヴォーなモニュメント、フォンテーヌ・シュベ。
こぎれいで洒落た格好の乞食(?)と愛犬。さすがランス、シャンパンのキオスクも。
ちょっと惹かれたけれどビールを飲んだ後なので控えた。
ランスにはアール・デコ建築が多い。第一次世界大戦で街の80%が壊滅し、1920~1930年にかけて再建されたためとのこと。右はアール・ヌーヴォー様式だけれど1922年に建てられた映画館『オペラ座』。現在はレストラン(つぶれたようだけど・・・)。
完璧アール・デコのお菓子屋さん兼サロン・ド・テ。
ノエルのディナーの為のお菓子やパンの注文品がサロンのテーブルに山積みされていた。
ノエルのディナーの為のお菓子やパンの注文品がサロンのテーブルに山積みされていた。
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