今日から秋のバスティーユ大骨董市が始まりました。
搬入日の昨日一回りして来ましたが、今日もまた宝探しに行って参りました。
脚が疲れましたが、普段の運動不足の解消も兼ねて(きょうは)休まず、飲まず、食わずで頑張りました。
さて、バカラ展の続きをご覧下さい。
色被せグラヴュール(エッチング)花瓶とパンチ・ボウル 1867年
1867年のパリ万博出品作品。
中央はSimonの花瓶と呼ばれるバカラの代表作(Simonはグラヴュールを施した彫り師の名前)
同じく 1867年のパリ万博出品作品。古代エジプトやギリシアのモティーフが使われている。
ロレーヌ地方はビールの本場だけにバカラにはビール用の凝ったグラス類が多い。
左はグラヴュールのビールセット1878年。右は1867年パリ万博出品グラヴュールの水のセット。
氷を入れるポケット付きのピッシェ2種1860年代。シメール(キマイラ)のピッシェ1878年。
1878年パリ万博出品作品。アラブ風とイタリアン・ルネッサンスをミックスしたピッシェ。
チェス盤とチェス駒。駒を仕舞うコンパーティメントには赤い絹のキャピトネが敷かれている。
同じく1878年パリ万博出品作品群。左手前はイタリア16世紀のラピスラズリ製クップとそれを模したバカラのクップ。一連のイタリアン・ルネッサンス風なカットグラヴュール作品。
エナメル彩と金彩で花や月が描かれた代表的なジャポニズム作品。やはり1878年パリ万博出品作品。
1878年~1880年はジャポニズムの最盛期だったようで、多くのジャポニズム作品が作られた。
でも、日本には棲息していなかった象が何故?
高さ65cmもある象のリキュールセット(ホテル・クリヨン所蔵品)。一連のオリエンタリズム(つまりアラブ風)作品。
しつこいようですが、殆どが1878年パリ万博出品作品です。
いかがですか?どれもこれも、まさに垂涎ものですよねぇ。バカラ展まだまだ続きます。次回をどうぞお楽しみに!
0 件のコメント:
コメントを投稿