7月末のこと、ホテルが取れるかしら?と思いきや3日前というタイミングでけっこう空いていて、ヨットハーヴァーの傍のMERCUREに部屋を取り、歩いて行ける1★レストランも予約できました。
ドーヴィルは何度も行っているけれど、泊まるのは初めてで、天気は良くなかったけれどそれなりに楽しめて良い気分転換になりました。
メインの用事は、またしてもオークションでlive(ネット)落札した品物を引き取ることだったのですが、その為だけに遠路出かけるのも悔しいので例によって★付きレストランの食事という二つ目の用事をセットしたという訳なのです。
パリの21区 (ご存知のようにパリは20区までしかありません)と言われるDeauvilleは、パリジアンのウィークエンドのお出かけ場所として最もポピュラーな海辺の街で、行ったことが無いという人がいないぐらいの所です。
この日もビストロのテラスで昼食をしながら、ここ何年も会わなかったパリの知人が家族とワンちゃん連れでアイスクリームを舐めながら通り過ぎて行くのを何気なくやり過ごし、あれ!今の○○さんじゃなかった?と慌てて追いかけて立話をしました。
お互い、犬には気付いていたのに人に気付くのが遅かったと、笑いました。
翌朝はTrouvilleの魚貝市場に寄って活きラングスティーヌやアサリなどを買って帰り、家で遅いお昼に食べました。
本当にパリの21区、気軽に行って来られる良い所です。
薄曇りで肌寒い日だったけれど、ここまで来て海を見ないのも…と、
無理して少し散歩した有名なLes Planches(板張りの長い長い遊歩道)
海岸通りに並ぶカジノと一度は泊まってみたいホテル・ノルマンディー
カジノの近辺に軒を並べる高級ブティックもノルマンディー風
ホテル・ノルマンディーの正面と前庭
お昼を食べたビストロのテラスから見たドーヴィル市役所。
マノワールとかホテルみたい。
こんな素敵な市役所ってあり? さすがドーヴィル。
今年初めてミシュランに載ると同時に1★獲得したレストランMaximin Hellio。
客席よりも厨房の方が広いようだ。(2階席もあるのかも知れないけれど…)
可愛らしいアミューズ、蟹とキャヴィアの前菜
ラングスティーヌの筈が入荷しなくて的鯛に変わった一皿、残念!
平目とアルティショ
オマールブルー。右は何だか忘れた二人で分け合う箸休め。
チーズはパスして(シャリオを押して来たオニイサン残念がることしきり)デザート。
コーヒーと小菓子。
帰り際に外からガラス越しに撮った厨房。
シェフが気付いて笑顔で手を振ってくれた。
モダンだけれど狭く薄暗い客席、背もたれの高いボックス席(私達の席は肘掛椅子だったけれど)というインテリアは閉塞感があり、あまり居心地の良いものではありませんでした。
お料理は、センスも味も悪くはないけれど、特に嬉しくなるほど美味しくはなかったというのが正直な感想です。写真で見るとどの料理も量が少ない感じですが、チーズが食べられない程度には満腹でした。
ホテルへの帰り道、やっと日が暮れた美しいドーヴィルの街
ホテルの傍のマルシェ広場。路上の車の屋根にもカモメが…鳥目じゃないのかしら?
カモメや海猫(どこが違う?)の声が絶えず聴こえ、潮風が吹く海辺の美しい街Deauville。
観光地でありながらもシックでやっぱり素敵です。
オークションで落札した品物も期待以上に良かったし、ホテルも悪くなかったし、まずまずのドーヴィル行でした。
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