愛読者(もし、いらしたらの話ですが)の方々には大変申し訳なく思っております。
ウンザリですよね、チェックする度に同じページが出てきちゃって。
この2週間何をしていたかと申しますと、まず10日間ほど膝を痛めていたり、痛いのを我慢しながらバスティーユの骨董市に2回も宝探しに行ったり、車が故障してガレージ通い(こちらは何だって一度じゃ片付かないのです)をしたり、日本からのお客様があったり…。
膝が痛かったのは(ネットで調べたところ)『鵞足炎』だったようで、原因は重量超過の上に子供達のお散歩の時にふざけ半分走る真似をしたこと+構造上の問題(X脚と偏平足)と自己診断しています。医者嫌いなので、色々試しながら自力で治しました、というか自然治癒?
見つけたお宝は近日中に公開いたしますので、それまでのお楽しみということにしておきますね。
昔はお客様を自宅でウチのシェフの料理でもてなしたものですが、最近は食卓や食堂もアンティックに侵略されていてアペリティフがやっとという状態なので、専らレストランにお招きしています。
先日、日本からのお客様が家にみえたので近所のフランス料理店にご案内しました。
Maisons Alfort(メゾン・アルフォール)にあるLa Bourgogne(ラ・ブルゴーニュ)というレストランで、最近の私達の『お気に入り』の一軒です。
昔からミシュランに載っていたし、車で時々前を通るので存在を知ってはいたのですが、古くさくて見映えのしない店だったので長いこと食わず嫌いしていたのです。去年、何気なくミシュランのコメントを見たらとてもモダンで親密な雰囲気とか、最高の食材でまじめに作った独創的な料理とか意外にも評価が良いので、半信半疑で行ってみてビックリでした。すっかり生まれ変わった素敵な店構え、珍しいほどの良い材料で非常に美味しく料理してあり、ワインのセレクションも良ければサーヴィスも感じが良く、しかも安い!
自宅から車で10分もかからない所にこんな良いレストランがあったなんて!と狂喜したのでした。
昔の面影は全くないモダン・シックな店構えと店内。
名の有る女性デザイナーの手になるインテリアは、シンプルで明るくゆったりとしている。
彼方此方に置かれた胡蝶蘭も本物だった。(最近とても良く出来た偽物が多いのです)
chorizoとチーズのクリームにトマト・スリーズのコンフィが載ったアミューズ。(写真大き過ぎ)
今が旬のアスパラガスの前菜。トマト・ファルシの中身は蟹と卵の和え物。(これはお客様のチョイス)
私達の前菜はエスカルゴのパスタ包み、コンテ(チーズ)で軽くグラティネしてある。
メインは全員オマール、ヴァニラとトンカ豆風味のリゾット添え。(前回もコレを食べた)
夫のデザートはシャーベット4種。私は苺とフランボワーズのサバイヨン。
お客様のデザートの写真を撮るのを忘れた。
食事の前にシャンパンとフランボワーズのカクテル・メゾン(これがまた美味)とプチ・フール・サレが出て、デザートの後にはコーヒーかお茶に小菓子が出ます。更に、二人に1本(フルボトル)白か赤のワインまたはミネラル水まで付いて、大きな声では言えませんがなんと一人49ユーロというリーズナブル過ぎるお値段なのです。
コースに付くワインはお仕着せだしミネラル水と同等とあって敬遠していたのですが、今回試しに1本白ワインを取ってみたら意外に美味しいMaconでした。因みに別に注文したワインは、ブルゴーニュのFixinの白、Louis Jadot 2011だったのですが、個性的で素晴らしいワインでした。
料理もデザートもそれぞれ4品ずつの選択肢があるのも嬉しいし、帰りには薔薇の花を一本くれる(女性限定)のも優しいし、全ての点で美味しくって気前の良いレストランです。
Restaurant La Bourgogne のHPはこちらからご覧になれます。
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