2023年2月15日水曜日

ラリックのガラス《その5》花瓶

年が明けたばかりと思っていたら既に2月も半ば近く!
(この時点では2月10日、諸事情により中断して本日はもう14日…)
時の経つのが速過ぎてもう付いていけない、って感じるのは歳のせいでしょうか。
昨日の朝はうちの辺りは-4℃という寒さだったけれど、今朝は4℃ぐらい。
庭の水仙の葉がもう20cm以上伸びているし、8時ごろには日が昇り、夕方18時ごろまで日が長くなり、春の気配が感じられるきょうこの頃です。
(きょうは庭のクロッカスが開花してました。)

さて、長らく中断していたラリックのお勉強を再開します。
ルネ・ラリックの膨大なガラス作品の中でも特に多種多様、ざっと300モデルほども作られた花瓶を今回はまとめてみました。
適当な画像が見つからなかったり、市場に出回ることはまず皆無と思われる幻的な作品などは省略しましたが、それでも凄い数あります。
割り合い容易に入手可能なお手頃価格の小品から、私などには生涯手の届かない美術館級の名品まで制作年代順に並べてみました。

*モデル名に続く数字は制作年を表します。
*画像をクリックすると拡大画像が見られます。
*可能な限り作品のサイズを相対的に表示しました。(小さいものは小さく、大きいものは大きく見えるように)
*色ガラスやパティネ彩色してあるモデルも、基本的に無色ヴァージョンがあります。


























































下記の5点は花瓶とも呼ばれますが、本来はテーブルウェアでLave-Raisins(葡萄洗い)として作られたものです。


こうして並べてみると壮観ですね!
全てルネ・ラリック存命中すなわち第二次世界大戦前にクリエイトされたいわゆるR.Lalique(サイン)作品です。
中にはこれがルネ・ラリック?と思わせるような作品もありますが、これらはルネの娘のマリー・クロードのデザインによるものだったりします。
かなりの数のモデルはルネ没後(大戦後)の復刻版いわゆるLalique France(サイン)製品も存在します。
因みに同じモデルでもR.Laliqe版とLalique France版では価格に開きがあります。
(勿論R.Lalique版が高く売られております。)



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