正式な名称はCathédrale Saint-Etiennneサンテティエンヌ大聖堂といいますが、『神のランタン』というニックネームでも呼ばれます。
何故かといえば、ステンドグラスの占める面積が非常に大きいからなのです。なんとステンドグラスの総面積が6500 ㎡あり、フランスのみならずヨーロッパ中で最もステンドグラスの多い聖堂なのだそうです。
1220年から1520年まで300年かかって建てられた聖堂は、基本的にはゴティック様式ですが各時代の修復により、部分的にネオ・クラシックやネオ・ゴティック様式も入っており、ステンドグラスに至ってはシャガールやジャック・ヴィヨンなどの近現代の芸術家の作品まであります。
天気が悪かったので街は少ししか歩けなかったが、とある広場で見かけた聖母子像と街角の建物の装飾。
大聖堂の正面入口と扉の周りの彫刻。
偉容を誇る大聖堂。パリのノートル・ダムより大きいように感じたけれど実際はそうでもないらしい。
左は16世紀、右は15世紀の作品。
これは?いつのか判りません。
とにかく天井が高い!右の薔薇窓は14世紀の作品。
定かではないけれど19世紀末っぽい美しい受胎告知のシーンなどの作品。
シャガールの1959年の作品。イブの林檎と大蛇のシーンなど。
1956~1957年のジャック・ヴィヨンの作品。アブストラクトだけれど色が美しい。
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